2024年5月8日、光塩女子学院様にて2024年度の初回授業を行いました。昨年度も特別講座として10か月間、NPO法人せいぼが特別講座を担当させていただきました。今年度は昨年度の学びをさらに深めるために、「国際NPOせいぼの活動に参加してみよう!」という授業を行います。
授業の概要
今回は初回授業として、NPO団体やマラウイの説明など今後の学びに繋げるためのイントロダクションを生徒と双方向に行いました。また授業の中盤では、マラウイの小学生とオンラインで繋ぎ、これから支援活動を行う先で給食を待つ子供たちと交流しました。
授業の狙い
まずはこの授業を通してどのようなことを学ぶことが出来るか、それを将来どのように活かすことが出来るかという話をしました。
その後、普段の生活ではあまり関わりのないNPO団体はどのようなミッションをもって活動しているのか、生徒と共に私たちのミッションはどのようなものか説明しました。
日本とマラウイの違い
日本の学校給食とマラウイの学校給食の違いを考えていただきました。
そこで今後支援をする国であるマラウイについて学び、なぜマラウイなのかなどを学びました。
その後、マラウイのセントポール小学校とzoomを繋いでどのような子供たちが支援の先にいるのか、交流を通して体験しました。小学7年生(中学1年生)のマラウイ人の学生2人から英語で感謝の気持ちを伝えていただいたことで、これからの活動目的をより明確なものにすることが出来ました。
学校給食の重要性
最後に、学校給食があることの意義について考えました。
子供たちが学校に通うことで1食が保障されると、親は子供を安心して学校に送り出し、食事を作る時間が空いたことで仕事に充てることができます。それにより子供たちは退学することなく学校に通い続けることができ、結果的には子供たちが将来就ける仕事の幅が広がります。だから学校給食支援のもつ影響力は大きいという説明で終えました。
今回の授業を通して、これからの授業の意義や支援するための当事者意識を醸成することが出来たと考えています。