ページトップへ戻る

せいぼじゃぱんからのお知らせ
せいぼじゃぱんからのお知らせ
Makapwaの発展について
公開日:2021.10.30


新しい保育園への最初の一歩
2021年1月、皆さんにMakapwa保育園のことについて、発信を開始しました。
皆さんのご支援を頂く前から、保育園の建設に関する計画は始めており、トイレ付の子供たちがしっかり勉強ができる保育園の環境を、なるべく早く提供するために動いてきました。
もう10月に入り、だいぶ工事も進んでいて、皆さんのご支援によって、6,000個のhydraformという建設用のエコブロックと、150袋のセメントを、現地に提供できました。
まだ完成までの道のりは長いですが、皆さんに改めてこの場で感謝を申し上げます。
本当にありがとうございます!

共同体の温かさ

Makapwaは、共同体で運営する保育園を、いつでも積極的に運営をしてきました。
しかし、多くの試練があることも事実です。
現在は、学校給食の管理だけではなく、共同体のメンバーは保育園の建設へも、力を貸して下さっています。
学校で働いている会計係の方は、建設材料などを管理するために、整った部屋を提供してくれています。
そして、作業員の人々が、仕事後に泊まることができるように、手配もしてくださっています。
さらには、共同体の皆さんがトラックを手配して下さり、私たちせいぼのトラックで運べない物も、運ぶことができています。

共同体からの声

Ethelさん(写真の左側)は、3人の子供のお母さんで、彼らは保育園に通っています。
Kajawo村という場所で育ちましたが、彼女は共同体内で安全な学校ができることに対して、とても喜んでいた人の一人です。
そして、彼女は共同体の全ての人々が、おそらく学校に子供たちを送り出すための、大きなモチベーションになるだろうとおっしゃっていました。
私たちも、それをもちろん望んでいます!

「Makapwaは、『いらない場所』といった意味があります。私たちはアクセスが難しい場所にいるため、いつも見過ごされてしまいますが、今回は共同体の発展の事業に継続的に取り組むことができ、皆さんに辛抱強く支援を頂いていることに、とても感謝をしています。」

Moresonさんは、村長でカウンセラーとして働いています。
彼は、今までこのような建設事業は想像をしておらず、感謝をしているとのことです。
リーダーとして彼は、必ず共同体全体がこの事業を通して成長をしてくれると考えています。
「私たちは心からせいぼに感謝をしています。その感謝を、今回の建設事業にしっかりと関わること、そして受け継いだ後の利用を通じて、しっかりと応えていきたいと考えています。」

Lamsonさん(上の写真)は、MakapwaCBCCの責任者です。
彼は、保育園の存在は、子供たちの教育だけではなく、保護者の共同体全体への協力体制を強化してくれると信じています。
「せいぼに心から感謝しています。この事業は当たり前に起こることではなく、とても重要な瞬間だと考えています。」

Milesさん(写真の左側)は、70歳の男性で、1987年からMakapwaに住んでいます。
彼は、こうした支援を受けることは想像していなかったと言います。
その理由としては、この共同体がとても小さく、田舎にある方です。
しかし現在は、彼も砂を川沿いから運ぶなど、共同体の変革に関わっています。
「今後、こうした教育の場が提供されることで、このコミュニティは大きく変わっていき、未来が明るくなるでしょう」

Aliceさんは、Makapwaに通っているお孫さんのおばあちゃんで、3歳の子供になります。
彼女は最初、今まで多くの工事が途中で失敗しているのを知っていたため、この事業がここまでうまくいくとは信じることができなかったそうです。
しかし、現在はこうして開発が進んでいるのを見て、自分も水や砂を運んで、関わっていきたいという姿勢になっています。
Aliceさん自身は、学校教育にあずかることはできませんでした。
しかし、孫が教育を受けられることは、彼女にとって大きな希望になります。

Lovenessさんは、保育園の運営委員に入っています。
「私の子供のうちの3人が、この学校を卒業しました。
 さらにもう一人が、この学校で学んでいるため、私はここの発展に大きな責任を感じています。
 これから、せいぼのおかげで大きく発展することをとても感謝しています。」

ご支援は、こちらからも可能です。
引き続き、どうぞよろしく御願いします。

現在のご支援の必要性

現在、上記でご紹介したMakapwaは、大きなチャレンジをしています。
共同体のみんなが一つの希望に向けて、大きく変わろうとしています。
皆さんのご支援によって、大きく進歩ができ、今後のマラウイの将来に繋げていくためにも、是非皆さんのご支援が頂ければ幸いです。
こちらから、ご支援が可能です。
これからも、どうぞよろしくお願いします!