小学校名:ムジンバ県カゾンバ小学校
生徒数:800人程在籍
給食事業開始日:2016年4月27日
給食内容:2013年10月より青年海外協力協会(JOCA)さんが、小学校の就学率向上と子どもたちの栄養改善を目標に掲げた「学校給食栄養改善プロジェクト」をムジンバ県カゾンバ小学校で実施していました。「マラウイ学校給食プロジェクト」では、岩手県遠野市で収穫されたお米が、マラウイの子どもたちの給食になっています。岩手県遠野市の米粉を7月末まで給食として使い、その後は、せいぼマラウイが保育園の子どもたちに提供している給食(パーラ)を小学校に配達していきます。
2016年4月、カゾンバの小学校では、地元で採れた食糧を使って、せいぼは学校給食支援を行いました。
日本の東北での町おこしの活動は、マラウイの子どもたちの給食へと繋がり、アフリカの将来へも繋がっていきます。こうしたチャリティを通しての繋がりは、国を超えた「町おこし」の姿と言えます。
2016年7月12日、せいぼはカプータ地区の小学校(カゾンバの周辺地域)にある12校の小学校に対する学校給食支援を続けていくことを決めました。こうした継続的な活動も、日本をはじめとした多くの方々の支援のおかげです。2016年10月には、カプータ地区の4校の小学校で給食支援が開始され、12,262人の子どもたちが給食支援を受けることができています。
こうした動きは、一つの小さな出発点にすぎません。しかし、皆さんの支援のおかげで、これからもこのような活動一つひとつが、マラウイの将来を作り上げていきます。是非、せいぼのニュースレターに登録してして頂き、現地の持続的な発展へと繋がっていくマラウイの様子をご覧になって頂ければと思います。そして、私達せいぼの活動の目的を共有できれば幸いです。
2017年2月16日
マラウイのせいぼスタッフがカゾンバを訪れました。そこでは、給食の調理の開始が遅れていたり、4名のボランティアしか現地に来ていないなど、色々な問題に直面しました。小学校事態の立地条件は整っており、良い状態になっていますが、まだ十分在庫の管理などが新たな政府が要求している体系通りに整っていないようです。さらには、ロケットストーブ用に使う薪の収集などに関しての新たな研修が必要だと考えられます。もちろん、状況はよくなってきています。しかし一方で、克服していくべき課題も多くあります。せいぼスタッフで、これからもサポートをし、互いに成長していければと思います。