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せいぼじゃぱんからのお知らせ
せいぼじゃぱんからのお知らせ
2024年4月の活動レポート
公開日:2024.06.13

2024年4月は、2023年4月のコレラの蔓延が終わったばかりに始まった新しいCBCCの支援についてのレポートも、マラウイから頂きました。
開始当時の様子はこちらから、ご覧頂けます。
KatondoとChibanzi CBCCは、まだ開始して1年ですが、共同体として成長し給食を継続的に提供をすることができています。
他の学校も踏まえて、4月の給食支援の様子を紹介させて頂きます。

Matew(マテウ)小学校
Matew小学校は、生徒数が195人いる学校で、多くの子供達を保護者のお母さんが支えています。
2016年の給食の開始当時は、野外で勉強をしていたり、栄養失調の子供がふえてしまったりしましたが、現在は少しずつお陰様で、安定した学校の運営状態になっています。
2016年当時の様子は、こちらからご覧ください。

(給食を受け取ってうれしそうな表情の子どもたち)

Kazomba(カゾンバ)小学校
カゾンバ小学校は、せいぼマラウイが給食を始めた2016年の最初の北部におけるパートナーで、その後現在まで中学校に行く子供たちの数も増え、小学校の欠席率も減ったとのことを、副校長先生が語っています。

約700人の子供達が通っており、カプータ小学校などと同様、朝と昼に分けて生徒が学校に通い、給食を摂っています。
せいぼマラウイというNPOだけではなく、朝早くから給食を多くの子供たちに提供してくれるお母さんを始めとしたコミュニティのボランティア精神がなければ、ここまで継続ができなかったと思います。

2024年4月現在も、以下のように子供達が元気に給食を摂ることができています。

(給食の列に並ぶ子どもたち。給食休憩は子どもたちが最も楽しみにしている時間です)

Chibanzi(チバンジ)CBCC
Chibanzi CBCCは、2023年4月に給食支援が始まった学校です。
小さなコミュ二ティですが、せいぼとの覚書の内容も十分に実際の実行に移すことができており、これからの成長をとても楽しみにしています。
こちらから、給食開始時の様子を見て頂けます。

Phala(給食で提供するお粥)の配布。学校会議のメンバーが学校を代表してPhalaの材料を受け取っています。

子どもたちが給食を受け取り、見守られながら食べている様子です。教師たちと会議のメンバーが給食の提供を手伝っています。

Katondo(カトンド)CBCC
Katondoも、Chibanziと一緒で、2023年4月に給食支援を始めた場所となります。

学校会議のメンバーが石鹸と4月に提供するPhalaの材料を受け取っています。

Makapwa(マカプワ) CBCC

せいぼの職員であるVictorとともに給食の調理・提供をしている様子です。
せいぼ職員、ボランティア、学校関係者などチーム一丸となってプロジェクトに取り組んでいます。

Holy Cross (ホーリー・クロス)幼稚園
続いて、南部の幼稚園を一部紹介します。
幼稚園は、CBCCと違い保育士や免許のある先生たちが存在していて、CBCCよりもカリキュラムが安定しています。
CBCCは、共同体の中の子供センターとして機能しています。

(小さな子どもたちが給食を食べている様子です)

CBCCの管理者とのミーティング
CBCCの管理者が集まるミーティングでDarwinがプレゼンテーションをしている様子です。
せいぼのスタッフたち(ムジンバ地区を担当するチーム)もCBCCの間の協力を促すためこのミーティングに出席し、プレゼンを行いました。

こうした定期的なミーティングによって、せいぼのスタッフが南部のCBCCとそれに関わる管理職のメンバー、もしくは共同体の人々の給食の管理状態、コミュニケーションの状況などを把握しています。


ミーティングには非常に多くの人々が集まり、学校や地域の人々が積極的に給食支援プログラムに参加していることが分かります。

4月19日のCBCCの管理者たちのミーティングではプログラムに関する様々な記録を安全に管理するためにハードカバーとファイルが配られました。

4月以降も、マラウイのコミュニティが成長していく姿を、見守っていくとともに、給食支援のサポートを続けていきます。