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せいぼじゃぱん
せいぼじゃぱん
日本とマラウイーせいぼじゃぱん
なんで日本なの?

「せいぼのはじめ」では、マラウイでの学校給食の始まりと日本人との繋がりについて、お話しました。しかし、なぜその後、日本との繋がりを強くし、継続をしたのでしょうか。そこには大きく分けて、3つの理由があります。

・日本人のボランティアが、多く送られていること
せいぼの立ち上げの際も、サワコ・ネービンさんを始めとする日本人が関わったこと。

・マラウイと日本が相互に助け合ってきた歴史
日本は現在先進国となり、アフリカを始めとする多くの国に、支援をしている国になっています。しかし、戦後を始め、多くの外国から支援を受けて、経済成長を遂げた国でもあります。また、2011年の東日本大震災では、多くの国々から、寄付を頂きました。その中には、貧困国の一つであるマラウイも含まれています。

・日本の社会変革に関わりたいという思い
日本が現在、チャリティや社会貢献事業に対して、少しずつ視野を広げ、文化の変革期にいることが挙げられます。私たちは、マラウイという小さな国に対するチャリティを、日本という大きく文化が異なる場所で実施することで、日本の皆様と社会変革の一部となることができるように、取り組んでいきたいという狙いがあります。

せいぼじゃぱんの始まり

「なんで日本なの?」の部分でご紹介した、日本とマラウイの繋がり、そしてその活動理念に共感したスタッフとともに、日本で特定非営利活動法人として登録をし、2016年から活動を開始したのが、NPO法人せいぼ(通称せいぼじゃぱん)です。私たちは、日本と英国の理事、そして学生を中心とするボランティアとともに、日々現地の情報の発信、イベントなどの活動の企画など、日本で実施ができる現地の学校給食に対する資金調達をしています。

(イベントやボランティアの活動の様子)

イベントでのボランティアの写真

現在まで活動を進めて来られたのは、私たちのこうした活動の歴史、それによって作られた理念に共感頂き、ご支援を頂いた方々のおかげです。現在、一日に約17,000人の子供たちに、温かい朝食を届けています。

Warm Hearts Coffee Club
https://www.charity-coffee.jp/
日本でのファンドレイジングの方法の一つとして、マラウイ産コーヒー・紅茶を取り扱っています。マラウイが”Warm Heart of Africa”と呼ばれていることから、”Warm Hearts Coffee”と名付けました。私たちの支援企業であるアタカ通商株式会社様より、コーヒー豆を仕入れ、ライブコーヒー株式会社様にて焙煎・発送をしていただいています。また、売り上げがマラウイでの学校給食につながるという点から、学校での授業の題材、企業のCSR活動としても取り扱っていただいております。

教育事業
・学校(塾)との繋がり
https://www.charity-coffee.jp/school/
せいぼでは多くの幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、塾で教育活動を行っています。現在は30校以上の提携校があり、学生が社会貢献活動を深く知るきっかけになっています。 講演会や授業などの探求学習を通してNPO団体や国際支援を知っていただき、日本でチャリティを広げることが目的です。学生の学びたいことに合わせて柔軟に学びを深めています。 また、せいぼでは大学と高校の架け橋となり、社会課題への学びと人脈の広がりに貢献することで、高校生と大学生の学習と実践の場を増やす高大連携も進めています。

・ソーシャルビジネスコース
https://www.mobell.com/jp/course/
せいぼでは支援企業である英国通信事業会社Mobellとの共同でチャリティーやソーシャルビジネスコースを開講しています。参加費全てがせいぼの学校給食支援活動に使用されます。 詳細はこちら

活動メンバー
山田 真人(Makoto Yamada)
山田 真人
2016年にMobell社員としてマラウイの学校給食支援への関わりを始め、2019年よりNPO法人せいぼの理事長として就任。日本での資金調達、団体の運営を担当。現在は、企業や学校との繋がりを構築し、マラウイ現地のストーリーを紹介しながら、寄付型のマラウイコーヒーの事業も展開している。
竹野 徹
竹野 徹
2013 年から2015 年夏までJICA ボランティア事業に参加し、マラウイの職業訓練所にてIT 教育に従事。ボランティア活動の中でBeehive のメンバーたちと知り合い、その理念に共感しBeehive の活動を支援すると共にSeibo Japan の立ち上げにも尽力する。現在は日系IT 企業での海外ビジネス推進に従事する傍ら、非常勤にてSeibo Japan の業務に携わる。
梶 文太郎
梶 文太郎
2015から2017年、JICAボランティアとしてマラウイのBeehive配下のJohn Paul II Leadership and IT InstituteにてIT講師として活動し、拠点が隣接している せいぼマラウイの活動にも関わる。その後、理事としてせいぼじゃぱんの運営や改善に従事。
鶴田 伸介
鶴田 伸介
1976年から1978年までの2年間、青年海外協力隊員としてマラウイのMangochi Secondary Schoolで理数科教師として活動。その後は都市・地域計画事務所の社員として主にJICAの調査に従事。近年マラウイ関係の行事を通じてせいぼとの関係が始まり、2023年6月に理事に就任。勤め先を退職した今でもマラウイについて学んでいる。
学生チーム

せいぼは多くの学生スタッフの活動によって支えられています。日本全国の大学・高校生が自分自身の興味や強みを活かして活動を行っています。活動の幅はとても広く、SNS運用から学校での授業担当、資料作成や動画編集、イベント企画・運営など様々な視点から関わっています。

(イベントやボランティアの活動の様子)

イベントでのボランティアの写真

【主なメンバー】

平野 健太郎
平野 健太郎
2020年8月に「ソーシャルビジネスコース(旧モベルコース)」を受講後、ボランティアスタッフとして活動。2023年12月からは学生スタッフリーダーとして学生チームの全体統括やマラウイとの情報共有業務などに携わっている。
歌代 みのり
歌代 みのり
2023年10月からボランティアスタッフとして活動。現在は主にSNS運用や教育事業に携わっている。
伊藤 ひなた
伊藤 ひなた
2024年4月からボランティアスタッフとして活動。現在は主に会計業務に携わっている。