「せいぼじゃぱん」と西南女学院大学
今回ご縁があり、※マラウイへの学校給食支援を行っているNPO法人「せいぼじゃぱん」の山田さんと、私の所属しているゼミで繋がりを持つことができました。
その繋がりの中で、マラウイに関することはもちろんのこと、その他にもNPO法人「せいぼじゃぱん」の取り組みやマラウイコーヒーを通しての寄付についてもお話を伺うことができました。そこで私たちは、ゼミの活動の一環として、2024年10月26日(土)・27日(日)に西南女学院大学で行われた大学祭にて、マラウイコーヒーを販売しました。
販売した際のメニューと値段は以下の通りです。
・アイスコーヒー:250円
・ホットコーヒー:250円
・アイスラテ:300円
・コーヒードリップバック1個:250円・3個:650円
両日ともに、私たちの想像をはるかに上回る数のお客さんに足を運んでいただき、1日に何杯も飲んでくださった方や、両日ともに来てくださった方、「美味しいです」と声をかけてくださった方など、さまざまな方にマラウイコーヒーの魅力(美味しさ)を届けることができました。
※マラウイってどんな国?
アフリカ大陸の南東部に位置するマラウイは、年間を通じて暖かく、「アフリカの温かい心」と呼ばれる穏やかな国です。それと同時に、人口の49%が24歳未満と、若い人が多い未来ある国なのです。しかし、常に世界最貧国の1つとされ、幼い時点での栄養失調が課題となっています。
西南女学院の学園祭での新しい取り組み
また、山田さんがおっしゃるには、マラウイコーヒーでラテを作るという試みが私たちが初めてのことだったようです。そのため、私たち自身も実際に販売するまでは、心のどこかに不安がありました。しかし、下記の概要からも分かるように、両日ともに、性別を問わず好評でした。コーヒーが苦手な方でもマラウイコーヒーを楽しんでいただけるように、氷の量や牛乳との割合にこだわって提供することができ、とても嬉しく思います。
大学祭の活動の分析と考察
そして、大学祭で行った私たちの活動の振り返りや今後の活動に活かせるようにと、10月26日(土)・27日(日)それぞれの売上概要を天候や時間帯、世代、性別など項目に分けて分析しました。
・2024年10月26日(土)〈1日目〉
販売時間:10:00~17:00 天気:曇り 最高気温:23.0℃ 最低気温:20.2℃
・2024年10月27日(日)〈2日目〉
販売時間:11:00~17:00 天気:雨 最高気温:24.8℃ 最低気温:20.7℃
まず、氷約3粒にコーヒー100ml、牛乳50mlの割合で作ったアイスラテが両日ともに好評で、学生や大人、男性や女性を問わず多くの方にマラウイコーヒーを味わっていただくことができました。また、ラテは天候に左右されることもなく、マラウイコーヒーの可能性を広げるアレンジになったのではないかと感じています。
そして、コーヒーはアイスとホットともに大人の方に好評で、最も「美味しい」と声をかけていただいたメニューとなりました。アイスコーヒーとホットコーヒーは、酸味が少なくすっきりとしたマラウイコーヒー本来の味を味わうことができるため、このような声をかけられた際は喜びを覚えました。しかしラテに比べ、学生への提供数が少ない点や天候によってばらつきがある点など課題も残りました。
大学祭を終えて
大学祭を終えた今、私たちはゼミの中で活動の振り返りや今後について話し合っています。大学祭に向けてゼミのメンバーで決めたメニューや値段、コーヒーやラテの量や割合は妥当だったのか、容器やドリップバックに貼るために自作をしたステッカーや展示するためのメニュー表は視覚的な効果をもたらしたのかなど、さまざまな視点から意見を言い合い活動を振り返っています。
そして、「コーヒーで世界を変える」という題材で、学科内で行われたスピーチコンテストに参加しました。マラウイやコーヒーでアフリカの子どもたちに給食を届けることができることなどを、私たちに表現できる範囲で伝えさせていただきました。
さらに、次回の販売が決定致しました!
日付:12月19日(木)
場所:北九州ソレイユホール
時間:11:00-12:50
※ 販売はクリスマス限定デザインのコーヒードリップバックのみとなっています
今後も私たちにできる取り組みを続け、西南女学院大学から少しづつ輪を広げていけたらと思います。