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せいぼをご支援くださる皆様へ,
せいぼのウェブサイトをご覧いただきありがとうございます。皆様のご支援のおかげで、せいぼは世界の最貧国のひとつマラウイ国で給食プロジェクトを実施することができます。マラウイ国におけるせいぼの9月の活動の様子をどうぞご覧ください。
マラウイ国チリモニ地域
マラウイのチリモニ地区での給食プロジェクト開始から7ヶ月。支援対象である40の保育園で、園児数が合計1,600人を超えました。プロジェクトによって貧困家庭から無償で保育園に通えるようになったいわゆる「せいぼキッズ」も50人に増えました。
マラウイ国ムジンバ県
ムジンバ県における給食支援対象小学校が2校増えました。今年12月末までにカプタ教育地区内の12の小学校、約1万2千人の生徒を対象に給食プロジェクトを拡大する予定です。 |
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マテウ小学校 |
マテウ小学校は、ムジンバ県の幹線道路から4kmほど山奥に入ったところにあります。生徒数は195名、教員は7名です。生徒は圏内の5つの村から登校してきます。
深井戸は学校の敷地内にはなく、約2km離れたところにあります。
現在、教室は4つしかなく、晴天の時は半数の生徒が教室を利用し、残りの半数は屋外で事業を受けます。雨天の時は、ひとつの教室を他の学年の生徒と共有しなければなりません。
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給食プロジェクト
給食プロジェクトは、学校域内9つの村のPTAが運営しています。チャングルベ小学校と同様、PTAが調理キッチンを設置し、リクニパラの保管庫を整備、さらに調理担当ボランティアを提供します。
せいぼは、調理用鍋、手洗い用水タンク、マグカップ、リクニパラ等を寄付しました。マグカップは、マテウ小学校でも、生徒が使用後自分で洗い、自宅に持ち帰り、翌日また持参するようにします。
給食プロジェクト開始式
9月13日、チャングルベ小学校に引き続き、圏内5つの村の村長、教育省ムジンバ県事務所、PTA、せいぼ代表者の参加の下、給食開始式が行われました。
開会式では、学校長より「せいぼの給食支援に感謝します。これで生徒の欠席率は減少するでしょう。」との感謝の表明がありました。また教育省ムジンバ事務所のラング(Lungu)氏は、式典に出席した保護者へ「せいぼの支援のおかげで今日から給食が支給されます。子ども達を学校に通わせ、必ず小学校を卒業させてください。」とのメッセージを送りました。
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これまでの成果と今後の課題 |
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給食摂取時間の確保
15分、20分または30分間を確保していますが、低学年児はそれ以上の時間がかかり、授業の妨げとなってしまいます。また全学年が同時に給食を摂取すると、最低1時間かかってしまいます。今後、生徒数2千5百人以上のマンモス校で給食を開始する予定があるため、調理、配膳方法の検討が求められます。
支援の拡大
チャングルベ小学校では、給食開始後生徒数が増え、リクニパラとマグカップが不足する事態が起きています。今後、他校でも同様の問題が発生すると思われます。これは喜ばしいことであり、早急に支援を増やす必要があります。
わずか15円で、マラウイのこどもひとりの給食一回分をまかなうことができます。せいぼの給食プロジェクトにご賛同くださる方は、ぜひ募金をご検討ください。10月の報告書では、ますます広がるせいぼの給食プロジェクト*についてご報告します。こちらもぜひご覧ください。
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