日本にも、戦後アメリカの給食支援によって助けられた歴史があります。1946年、当時のアメリカの大統領のフーバーは、日本人の食糧支援の必要性を感じ、学校給食制度を導入しました。そして、日本人の子どもたちには、復興していく中で必要な、将来性のある人々だとし、アメリカからは教室用の机なども導入されていきました。
こうして、日本はアメリカとの関係によって、食糧の支援を受け、そしてそれが作っていく子どもたちの将来性についても学んできました。学校給食によって、食事が与えられるだけではなく、彼らの将来を支えることにもなります。こうした意味で、学校給食とは大きな意味を持っています。
私たちはこのように、アメリカからの支援をきっかけとして、学校給食制度の大きな社会的意味に気付くことができました。こうした支援を、今必要としているのはマラウイです。私たちは、過去の経験から、その必要な支援をすることができると思います。まず、私たちから、何ができるかについて考えることで、世界の意識を変えていくことが必要です。マラウイの子どもたちの給食のために、どうかご支援をよろしくお願いします。
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