せいぼでは、引き続き日本の子どもたちへの
給食支援を行っている団体への支援を、継続していきます。
せいぼの取り組み
せいぼは、マラウイの子供たちの給食支援に力を入れ、
日本で頂いたご寄付を、現地の給食提供、
スタッフの活動のために、充てています。
私たちの使命は、マラウイからムーブメントを拡大し、
世界中の飢餓、貧困などから派生する社会問題で、
苦しんでいる子供たちを救うことです。
そして、そのチャリティ活動によって、日本を変えていくことも、
一つの重要な使命としてとらえています。
そこで、以前ご報告をさせて頂いたように、
2019年5月より、日本の子供たちの給食支援をしている団体に対しても、
一部の資金について、ご提供をさせて頂いております。
そこで、以下の活動レポートについて、ご紹介します。
VIDESのレポート
VIDES JAPANは、日本で子供たちのために、夕食を提供しています。
VIDES JAPANでの11月の活動は、合計で8日間となりました。
内容としては、食事の提供を軸に、宿題指導、公園での遊びを実施することで
子どもたちに唯意義な時間を提供できたとのことです。
今回、参加人数は小学生と中学生を合わせて5人が参加しました。
時期が寒くなってきても、元気な顔が見られたのは嬉しかったとのことです。
主な食事
お肉や野菜に加えて、フルーツにみかんなどを加えることができ、
バランスの取れた食事がご提供できたとのことです。
育ちざかりの子どもたち、とくに心身に加えて体の成長が著しい中学生には
栄養が偏ることなく食事を取ることができることは、
給食支援団体として喜ばしいです。
今後に向けて
冬がこれから本番を迎えていくなかで、
体調を崩す子どもが増えてきました。
学校では、学習発表会や文化祭など、
実施される行事がたくさんあり、
中学生になった子どもたちには、定期テストが待っています。
今、スタッフの取り組みとして、
毎回子どもたちが帰宅した後、その日の言葉遣いやとっていた態度について
報告し合い、共有しています。
様々な体験を積み、心身ともに成長する時期は、
同時に反抗期でもあるからです。
そのような複雑な時期を迎える子どもたちと向き合うために、
見守りつつ、対処するべき課題を見出すことができる大人が、
周囲にいる環境は、大変意義があることです。
私たちも給食支援する団体として他にできることがないか、
これからも課題を見据えてトライ&エラーを繰り返していきます!
※VIDES JAPANとは?
世界42か国から成っている国際NGO団体の日本支部です。
世界が抱えている社会問題をどのように解決していくかを議論し、活動しています。
今日本は、経済大国ですが、その一方で子どもの「相対的貧困*」という指標があります。
日本の約6人に1人は「相対的貧困」なのです。
VIDESでは子どもたちの「貧困*」を解決するために
「ハッピーハウス」という子どもに給食を支援する活動を2016年から開始し、
子どもたちに給食を支援する活動を実施しています。