2024年10月19日、せいぼは京都の龍谷大学国際学部グローバルスタディーズ学科の「市民社会論」にて、講演をさせて頂きました。
「市民社会」とは、社会から政府あるいは国家を除いた社会領域(『非営利用語辞典』)のことになり、NPOもその一部として活動しています。
私たちの現地の活動パートナーであるSeibo Maria Malawiは、政府のパートナーとして動いていますが、政府が統計がとりずらくアクセスがしづらい環境に給食を支援し、マラウイ全体の社会福祉的活動の一環である給食支援を広げる手伝いをしています。
日本では、完全に政府とは独立し、NPOや一般社団法人が市民社会の非営利組織として活動をしています。
せいぼは企業のサポートを受けながら、主にマラウイ産コーヒーの輸入、販売、教育事業による寄付や協力、企業のSDGsとの連動によって活動を展開する市民社会のセクターになっています。
そして、現地ではNPOとしての重要な役割を、大きく果たしているとも言えます。
以下の動画は北部の小学校への給食分配の例で、こうした山間部に入っていき給食を出すことができ、それが必要な人と継続的にコミュニケーションを取れるのは、NPOの大きな力だと思います。
今後さらに私たちは大学生の学問的見地、高校生の活動的なネットワークの広さと協働し、せいぼのマラウイ支援を通して非営利組織が市民社会で果たす役割を、若い学生とも一緒に広げていければと思います。