せいぼの代表の山田真人は、2023年3月11日~19日まで、ボスニアヘルツェゴビナのメジュゴリエに滞在しました。
ここは、1981年6月24日~29日にかけて、6日間の間、6人の子どもたちに聖母マリアが現れたとされている場所で、さらにイエスキリストが亡くなって1900周年として、1933年にCrnica Hillという丘に十字架が建てられた巡礼地です。
私が努めているMobellの社長のTony Smithは、ここで自分のビジネスをチャリティにも繋げていくことを決断した巡礼地としています。その後、マラウイにも同じ十字架を立て、宗教的なコミュニティ支援とし、さらにその後2015年からは教育支援として学校給食支援も開始しています。
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Tonyは当時、マラウイで最も必要なものは何かを、現地の高齢の女性に尋ねたところ、答えとして「若い人への仕事」という言葉が返ってきたそうです。
それがきっかけになり、彼は職業訓練センターを始めましたが、その同時期に立てたのが、この十字架です。
そして、職業訓練センターを運営する自社のチャリティ団体の名前を、Krizevac Projectと名付け、ボスニア語で「十字架の丘」としました。
上記の写真は十字架の丘、そして聖母の出現の場所近くに立てられたSt. James Churchです。
ビジネスを実施する中で、なぜ自分がそれに取り組んでいるのかを考える瞬間が持てないことも多いですが、こうした巡礼地が世界に存在することで、NPOの考えるミッションの重要性を考え直し、自分の召命、職業観についてもしっかり見つめることができると思います。
NPO法人せいぼでは、学校でキャリア教育の一環として、職業、召命についてビジネス、チャリティの側面で考える授業も実施しています。教育関係者の方を始め、多くの方に有意義なストーリーをご提供でき、少しでもお役に立てれば幸いです。
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