マラウイのせいぼスタッフは、給食支援を展開しつつ、現地で他にも給食支援をしている団体とも情報交換をしつつ、地域全体の給食支援を展開しています。
以下では、その連携について、2023年4月に行われた会議やその反省点、それらを踏まえた今後の活動について、記載していきます。
地区栄養調整委員会(DNCC)の会議の出席
4月17日、せいぼの南部にいるスタッフは、DNCC会議とデータ監査の給食のデータ整理のために、北部Mzimbaを訪れました。地区栄養調整委員会(DNCC)は、栄養と健康に焦点を当てたテーマ別協議会で、地区で活動開始を試みているすべてのNGOを審査・精査し、地区執行委員会(DEC)と呼ばれる上位協議会に推薦し、地区で活動する最終的な承認を得るために設置されている委員会です。
DNCCの会議は4月19日に北部Mzimbaトヴウィラネ・ホールで開催されました。Seiboの目標、学校の給食提供の普及率、進捗状況、および直面している課題について説明しました。DNCCのメンバーは、せいぼの給食支援の拡張計画と現在の学校を特定するための基準について質問しました。質問に回答した後、DNCCはせいぼがDNCCと呼ばれる上級評議会にプログラムを提案することを承認しました。
地区執行委員会(DEC)会議
DEC会議は4月20日、Mzimbaのトヴウィラン・ホールで開催されました。会議には、教育、栄養、コミュニティ開発、地区計画、保健、社会福祉を扱うさまざまな政府部門の代表者である56人のDECメンバーが出席していました。
DECは、さまざまなNGOやコミュニティベースの組織(CBO)の代表者で構成されています。DECは、各地区の地区コミッショナーが直接議長を務め、活動を規制し、地区内のすべてのNGOにターゲットの場所を割り当てる管理機関として委任された最高評議会です。
DECの会議では、Seiboの目標、学校に関する報道、進捗状況、直面している課題について発表し、各部門やNGOパートナーからの支援を得るよう訴えました。
せいぼの給食支援現場の確認、データ収集
南部のせいぼスタッフは、Mzimbaの12校すべてを訪問し、給食の記録が学校給食担当官から提出されたデータと一致するかどうか、また、毎日の給食、出席、入学を記録する際の学校のデータ管理状態を確認しました。その結果、ストーブの破損による交換が必要な学校や、十分な鍋がない学校、薪の不足や調理師への支払い資金不足から、Kazengoのような学校が給食の支給をを行っていない日があったことが明らかになりました。
チームは各学校のリーダーとミーティングを行い、直面している課題と実施すべき解決策について指導しました。その結果、関係のある学校に届けるストーブや鍋を追加購入する計画を立てました。
以上のような形で、定期的な上層部への報告と各給食提供学校への監査を実施しています。
これからも、皆さんの支援を生かすために、活動を続けていきます!