2022年に向けて、せいぼの現地スタッフは、北部のムジンバの学校に対して、学校給食提供の方法についての研修を実施しました。
学校の管理職のメンバー、先生、学校給食委員会の皆様とともに、今回のトレーニングを実施しました。
また、PTA、お母さんのグループなども参加し、多くの人と時間を過ごすことができ、良い準備となりました。
せいぼスタッフからは、10人が参加しました。
トレーニングの内容
2021年12月1日と2日に実施をしました。
場所は二か所となり、一日目はKaphuta、二日目はMacherecheta小学校で実施をしました。
一日目は、89人の参加となり、二日目は42人が参加しました。
参加者の中には、ムジンバ地区病院の関係者も2名おりました。
また、栄養管理委員会の代表が1名、Malawi Red Crossからも1名、最後に学校福祉、学校健康栄養コーディネーターの代表が1名入っていました。
以下の内容について、話し合われました。
在庫の管理について
ストーブの使い方とメンテナンス
食事の準備の仕方
個人の調理場の衛生管理(ムジンバ地区病院)
安全対策(点火と窒息の関係)(Malawi Red Cross)
子供保護(学校福祉委員会)
子どもの権利 (学校福祉委員会)
幼児虐待について (学校福祉委員会)
コロナウイルスの対策(ムジンバ地区病院)
トレーニングの感想
ストーブのメンテナンスなどについての研修は、特にとても実りが多かったという感想がありました。
また、子供保護に関する研修内容などを通して、今後さらに良い子供へのサポートができるように思えるとも、感想がありました。
数人の参加者が、トレーニングの交通費が少ないとコメントしていました。
初日に割り振られた交通費は特に、人数が89人と多かった点や、遠いところからくる方も多かった関係で、少々少なかったかもしれません。
場合によって、参加者の自己負担も増えたため、今後の課題にしていきます。
全体のまとめとして、おそらく1日で一気に研修内容に全てを実施するのは、少しハード過ぎた点、交通費の支給量を増やし、参加者の負担を減らすといった点が、今後必要になると判断しました。
今後も、学校給食以外に、こうした支援を支えるための人々の研修に関する情報も、皆様にお届けできればと思います。