5月の給食提供の裏側
5月の小学校への給食提供に向けての準備で、忙しくスタッフは働いている際、4月22日に給食の在庫の発注をかけました。
4月29日に給食を乗せたトラックを、南部のブランタイヤを出発する予定でしたが、実際には供給会社の遅れもあり、5月4日での出発になりました。
その結果、北部の小学校には、5月5日以降に給食が届くことになりました。
5月の給食支援の様子
カゼンゴ(Kazengo)、ムジンバ(Mzimba)、カプータ(Kaphuta)、デーヴィ(Davy)、セント・ポール(St. Paul’s )、そしてカゾンバ(Kazomba)小学校において、給食を5月5日に到着してすぐ、せいぼスタッフは給食提供を実施しました。
カブク(Kabuku)チェングルーベ(Chamngulube)、マテウ(Matewu)、マチェレチェータ(Macherecheta)などの一部の学校は、5月6日に給食の提供が実施されました。5月8日にはチャベーレ(Chabere)、カンイェーレ(Kanyerere)に訪問しました。
これらの学校に、豪雨があったにも関わらず、状態の良い給食が届けられてよかったです!
数で見る、5月の給食提供
– 21,000 kgsのパーラーの注文を行いました。
– 20,990 kgsをムジンバのパートナーを組んでいる小学校に配布しました。
– 10kgsの食事を、Kurya Ndiko Uku CBOに寄付しました。
配布時は、13,692の生徒が給食を受け取り、18日間の残りの学期の日数分にする予定で実施をしました。
一方で、分量が一部残った学校もあったため、3学期に回すことにもなりました。
2022年6月は、ほとんどの学校は授業をしませんが、使用する学校もありました。
一日に、約1,085㎏程度の食事を消費します。
5月の配分で見つかった課題
順調な活動の一方で、うまく行かない点もありました。
政府が学校給食を支援する上で必要となる資金を集めることを、停止する動きを取ってしまいました。
その結果、多くの学校が調理のための金銭を払うことができず、さらにスタッフの給料も払うことができなくなってしまいました。
ムジンバ小学校ではその結果、8日間給食提供が遅れ、カゼンゴ小学校では10日間、カプータ小学校では12日間の遅れがありました。
政府との仲介役になっている学校給食委員会は、ボランティアを雇うことで学校給食を再開することにしました。
その結果、ムジンバ小学校では5月17日から給食支援は再開し、カゼンゴ小学校でも5月19日から、そして23日からカプータでも再開しました。
他の学校でも、1か月程度は通常通り学校給食が出せるようにはなりました。
5月のストーブやポットの提供
5月に食事を提供する間に、せいぼのスタッフは同時に、ポットや調理用のストーブの入れ替えも行いました。
以下が実際に入れ替え、交換を行ったものです。
・カゼンゴ小学校は、生徒数も増えたため、4つの新しい調理用ストーブと、ポットを導入しました。
・ムジンバ小学校は、破損のあったストーブを入れ替えるために、2セットのストーブとポットを導入しました。
(双方の学校が、現在も適切な給食支援のために、寄付が必要な状態にあります)