せいぼキッズプログラムは、再貧困の子供たちの家庭に対して、奨学金制度で子供たちの教育の機会を提供し、幼稚園に入学ができるようにするものです。
子供たちが学校に行くことができることで、お母さんなど家族の方は仕事ができる時間も作り出すことができます。
せいぼの提携している幼稚園の多くは、都市部に場所を賃貸契約しており、保育士に対して給与を支払っています。
そのため、幼稚園に通うのは、もちろんお金がかかります。
従って、貧しい家庭の子供たちが、幼稚園に行くことができる機会がない場合が多いです。
そのため、せいぼは‘Allocation Committee’ (奨学金の配分検討会議)を行い、家庭に特に困難を抱える人々を選んだ上で、提携先の幼稚園に受け入れを依頼しています。
2022年3月29日、31日にそれぞれ、奨学金の配分の検討会議を実施しました。
結果として、新しく8名の子供たちが奨学金対象として選ばれました。
検討会議は、19名の参加者(応募者)と2名のせいぼスタッフによって実施されました。
さらには、せいぼのパートナーのマザーテレサカトリックナーサリー5名のスタッフ、1名の警察官、11名の会議の通常スタッフがいました。
2日間の会議の後、全体としては22組の応募の中で、14組の子どもたちが選ばれ、マザーテレサカトリックナーサリーに通うことになりました。
一方で他の8名に関しては、せいぼの提携している幼稚園への配分が決まりました。
この結果、せいぼキッズプログラムの対象は、70人(男の子30名、女の子40名)となりました。
せいぼキッズの制服
多くの都市部の学校では、制服があります。
その目的は、貧しい子供たちを守ることが挙げられています。
移動中に、自分の所属している場所が分かるようにすることで、安全性が担保されます。
こうした制服は、一般の家庭にはコストがかかり、入手ができないため、せいぼキッズプログラムでは、この制服も含めて、支援をしています。
2022年3月23日には、新しいせいぼキッズである15名に制服を提供し、さらに2019年からその対象になっている子供のうち2名に、替えの制服も提供しました。