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せいぼじゃぱんからのお知らせ
せいぼじゃぱんからのお知らせ
小学校便り4- Matewu
公開日:2016.10.13

ムジンバ地区、マテウ小学校
生徒数:195人
給食支援開始日:2016年9月13日

マテウ小学校は、ムジンバの中心路からは4キロ程度離れています。そこには、195人の子どもたちがいますが、教室の不足から野外で授業をしています。雨季は生徒たちが狭いスペースで座って授業を受けて姿もあり、勉強する環境が十分整っているとはいえません。
飲料水も、学校から2キロ先の先の井戸から汲んでおり、周辺の生活状況にもたくさんの困難が付きまとっていることがわかります。しかし、そこには希望もあります。2016年2月には、皆さんのご寄付のおかげで、マテウ周辺の学校が給食支援を開始する基盤ができました。がれきを使って家を建て、さらには屋根の整備をまずは始めたところです。
現地の先生のリーダーであるモヨ(Moyo)さんによれば、2016年2月には、2人の生徒が栄養失調で亡くなったそうです。そのことをきっかけにして、もう二度とこんなことが起こらないようにと、学校側が心を一つにしたとのことでした。私達せいぼも、こうした目標に貢献するために、これからも給食支援に一層力を入れていきます。

ムジンバ地区にあるマテウ小学校

給食提供小屋(2016年9月)

2017年2月15日
マラウイのせいぼスタッフの訪問後、日本にもお知らせがありました。生徒数が、順調に伸びているようで、216人まで上がったそうです。学校には1つしかロケット・ストーブがありませんが、新しい政府の給食支援の方針に合わせて事業を展開させている様子です。実際の給食の支援は、朝7時に行われ、20分程度で終了します。
さらには、学校として「健康調査アシスタント」のプロジェクトに関わり、せいぼと通じての給食支援がどの程度子どもたちの健康に影響を与えているかを調査しています。
学校全体が、食糧の管理の体系などの質の高さで評価を得ています。せいぼとしても、これからもしっかりサポートしていきたいと考えています。