コロナウイルスの影響で、マラウイの学校は3月より閉鎖し、
子供たちは学校に通えない状態が続いています。
せいぼは、給食支援団体として、この状況に応じ、
家庭訪問を実施した上で、食事の配達、
衛生用具の分配を実施しています。
しかし、一方で子供たちの勉強は、どのように対処し、
進めていくのが適切でしょうか。
マラウイの各家庭では、インターネット環境はもちろん、
電気の共有は十分ではありません。
従って、オンライン教育を実施するのは難しい状態です。
そのため、マラウイ政府は、ラジオでのプログラムを通じて、
各家庭に、一般的な文字の学習、算数、理科を中心に、
学習内容を提供しています。
また、今後、紙媒体でも、特定の教材が援助として、
配られる予定となっています。
マラウイの教育省によれば、学校の再開は7月13日を予定しており、
大統領選挙の数週間の日程となっています。
現地の状況に合わせての判断となりましたが、
できるだけ早く、子供たちを学校に返すのが、とても重要です。
その理由は、もちろん教育を届けることも挙げられますが、
同時に、子供たちが、学校給食を摂ることができるという理由も、
大事なこととして挙げられます。
せいぼの現地スタッフは、北部の小学校に、約23トンの給食を届け、
学校の開始に向けて、動き出しています。
私たちせいぼの役割は、現在の情勢の中で、極めて重要です。
皆さんの支援も、こうした現地の食事の提供に充てられ、
活動が展開されます。
ご支援はこちらから!
これからも、どうぞよろしくお願いします。