2022年5月31日は、マラウイ南部のMakapwaでは、特別な日になりました。
現地では、皆さんのご支援のおかげで、新しい保育園の建物と、ソーラーパワーで動く井戸が完成しました。
そして、水道の蛇口もつき、水が飲めるようにもなっています。
こうした取り組みによって、保育園の子供たちだけではなく、それが属しているコミュニティ全体のためになる開発となりました。
つい最近までは、サイクロンの影響でMakapwa共同体には入ることが困難で、工事も十分に進みませんでした。
しかし、最終的にはこうして良い結果を出すことができ、とても嬉しいです!
共同体の人々が、努力を重ねた結果であり、そして皆さんの支援があったことによる成果です!
いうまでもなく、現地ではこの出来事を、ダンス、劇のパフォーマンスなどでお祝いしました。
Makapwa共同体属しているKajowaとChalamanda村の村長たち、そしてブランタイヤの社会福祉担当のDaniel Moyoさんも参加しました。
そして、Chimembe村の子ども保護担当のGrayson Mkwaikaさんや、Mgwirizano CBO(Community Based Organization)の責任者であるLuke Ndaluzaさんも参加しました。
近隣の共同体に関係する多くの人々が、参加をしてくださいました。
お祝いのセレモニーは、祈りで始まりました。
Mr. Ndaluzaさんによってリードされ、祈りが始まった後、Mr.Maga(Makapwa CBCCの初代の園長)がCBCCの歴史について述べました。
2006年において、最初のCBCCが丘の上に建てられ、教会のふもとに降りてきた経緯を話しました。
さらにその後、保育園は現在の地にたどり着いたことにも、触れました。
今までのMgaiwaという小麦粉の調達によって朝食が食べられるようになったことや、困難が続いた中で多くの努力の成果が、継続的に存在することが難しかったことなどを回想していました。
そんな中、外部の団体に支援を求めることを、検討するようになったそうです。
Makapwa CBCCは、Mgwirizano CBCCの活動に入り、2016年において、せいぼの学校給食支援について知りました。
そして、チロモニ地区のマザーテレサチルドレンセンターについて知り、学校給食提供を受けるきっかけになりました。
Makapwa CBCCは、Mgwirizano CBOという組織内に属しているCBCCの3つのCBCCのメンバーの一つになっています。
Mr. Ndaluzaの言葉として、以下のようなものを頂いています。
「せいぼは、私たちの子どもたちを飢餓から救ってくれました。本当に感謝しています。2016年から、毎日子供たちは、食事を摂ることができています。」
せいぼの現地スタッフであるTalitha Nyenyeziは、学校給食だけではなく、教育を早く始めることの重要性を語りました。
また、彼女は新しい活動として、Bwalo la Makoloという両親の集会を検討しており、家庭での学習の機会を広げるサポートをする予定です。
ブランタイヤの社会福祉担当であるDaniel Moyoさんは、ブランタイヤのエリアの中で、1,000ほどのCBCCがあるが、Makapwaはその中で2番目にソーラーパワーで動く井戸を入手できた共同体であることに触れました。
さらに彼は、全ての保育園が、こうしたしっかりとした教室の整備があるわけではないことも、強調しました。
そして、共同体の両親が、子どもを学校に行かせることの重要性、共同体のメンバーが整備した設備、井戸をしっかりと管理することも重要性も伝えました。
このように、井戸の建設、学校給食の提供、そして共同体の人々によるその管理と応用の努力があってこそ、皆さんのご支援が形になり、継続的に成果を実らせていきます。
学校給食も、こうした共同体に投入されることで、両親が学校に子供たちを出すきっかけ、子どもたちが勉強するモチベーションと栄養になり、国の将来を作っていきます。
皆さんのご支援に、本当に感謝しております。
いつもありがとうございます!