NPO法人せいぼは、小学校~大学までの教育機関だけではなく、現在幼稚園の子供達、保護者の皆さんにもワークショップや講演会を実施しています。
子供達の未来を作っていく上では、日本の親御さんとも多くの点で関心は共通していると思います。
また、マラウイではMothers’ Groupといって、お母さんたちがコミュニティでとても重要な役割を持ちます。
アフリカの親子のエピソードも、身近に感じて頂ければ幸いです。
モンテッソーリ教育との繫がり
モンテッソーリ教育は、医師であり教育家であったマリア・モンテッソーリ博士が考案した教育法になります。
日本でも幼稚園で少しずつ導入校が増えており、カリキュラムを実施できる先生も増えています。
子供には自ら自分で気づき、成長する力があるとするモンテッソーリ教育は、子どもたちの興味関心を多角的に伸ばすことを目的にしています。
年少~年長のクラスと縦割りにするのではなく、横に色々な年代が繋がったり、地球儀で遊ばせて世界を知ったりなど、ユニークな教育を実施しています。
せいぼの幼稚園生への授業
以下のことを意識して、ワークショップを保護者の方や先生の同伴のもと、実施しています。
・食事と家族の大切さを知る
・世界の視野を広げる(アフリカ、マラウイ、その他のアフリカの国やその位置などを見て感想を言う)
・活動をする(見て、気づいたことを言い、先生や他の学年に話す など)
モンテッソーリ教育で重視されている感覚教授方も視野に入れながら、google earthや弊団体で撮った給食現場の写真を使用し、小さい頃から自分の気づきを大切にする感覚に繋がっていけば幸いです。
※具体的な幼稚園との繫がりの例はこちら。
お母さんへの講演会
お母様にはマラウイについて、現地の子供たちとお母さんの生活の様子、給食と教育の重要性をお話しています。
日本と人口分布の年代が真逆になるアフリカにおいて、早期幼児教育が重視されている姿、具体的な子供と母親の姿、それに関わる人々を紹介することで、お母様方にお子様と接する上での新たな気づきに繋がれば幸いです。