光塩女子学院中等科、高等科の皆さまは、「国際NPOせいぼの活動に参加してみよう!」の活動として、2023年1月からご一緒しています。
2024年4月から開始した新しい約40名の中学生、高校生は、今までいろいろな学びを経てきました。
・マラウイの給食支援の意味と、それに繋がるコーヒーのビジネスについて
・企業が考えるSDGsとNPOの働きについて
・大学生との協働による活動アイデアの創出
・ゲストスピーカーからの企業の取り組みについての共有
以上のような学びを経て、2024年9月~11月は親睦会に向けての準備をし、マラウイ産コーヒーの販売を全ての学年が協力して実施しました。
その結果、43万6400円の売り上げを出し、マラウイに寄付をすることに繋がりました。
以下で、その親睦会に至る活動について、実際に関わった学生がまとめてくださいましたので、紹介をいたします。
イベントの準備
2024年度の親睦会に向けて、販売商品の価格設定を行いました。コーヒー豆・粉、ドリップバック、ホットコーヒーそれぞれの価格は以下の通りです:
【販売商品】
コーヒー豆・粉:1700円(最終決定価格1500円)
ドリップバック:200円
ホットコーヒー(スリーブ付き):300円
ホットコーヒーの価格は昨年度の3倍となり、ドリップバックは2倍、コーヒー豆は1.5倍に設定されました。価格改定の理由として、1500円が「15円で1食分」とキャッチコピーにしやすいと考えてのことです。
準備には、ポスターやステッカーなどのデザイン、説明用資料の作成、移動販売用の看板制作が含まれており、マラウイやNPOせいぼの活動についての情報が盛り込まれました。
販売当日
親睦会当日は、午前と午後で役割を分け、販売、説明、コーヒーを用意する3部署で活動を行いました。
9:30から販売を開始し、10:30頃にはコーヒー豆・粉が売り切れ、11:30頃にはホットコーヒーも完売しました。午後はドリップコーヒーのみの販売を行い、情報をしっかりと伝えながら販売に努めました。
販売時にお客様からのアンケートを取り、次回に向けた改善点を収集しました。お客様からは「牛乳と砂糖の準備」「スリーブサイズの見直し」「説明を繰り返す工夫」などの意見が寄せられ、「非常に美味しかった」「説明が分かりやすい」との好評もありました。
今後に向けて
昨年度よりも売上が2倍以上となり、43万6400円の成果を上げられました。しかし、反省点として、販売に関する多くの課題が浮き彫りになりました。特に、ホットコーヒーの品切れや混雑のコントロールが課題として残っています。
次回に向けて以下の改善点を考えています:
・ホットコーヒーの製造スピードを向上させる
・販売商品の在庫を増やし、午後の販売時に商品が揃った状態を維持する
・参加者が局所的に活動しやすくするための動線を見直す
・ミルクや砂糖などを用意し、誰でも楽しめるコーヒーを提供する
上記のような活動は、学校説明会でも紹介されています。
詳細は、こちらからご覧ください。
また、最後に上記の内容をマニュアルとしてまとめてくださった資料を、ご紹介します。
ご覧になりたい方は、こちらからご覧ください。
これらの改善を通じて、NPOせいぼの活動をさらに広めていきたいと思います。
今後も皆様のご支援をよろしくお願いいたします!