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せいぼじゃぱんからのお知らせ
せいぼじゃぱんからのお知らせ
日本の子供たちとコロナウイルス
公開日:2020.12.14

せいぼは、2019年5月より、東京都内で放課後に子供たちに食事を支援している、
ある団体に対して、食費の支援を実施しています。
該当の団体は、コロナウイルスの影響下において、2020年2月20日より、
活動場所のアパートでの食事提供などの活動を停止しています。
それに代わり、2020年6月より、登録家庭に対して、食事の配分を実施しています。

母子家庭の支援

東京のある地域では、外国籍の親を持つ子供たちがおり、
彼らの子供たちの一部が、母子家庭で育てられています。
お母さんは、仕事と子育て、子供と一緒にいる時間との両立するのが困難で、
子どもが一人で、食事を準備しなくてはいけないこともあります。
また、家庭に一緒にいても、十分な食事ができないこともあります。

そんな母子家庭に対する支援を中心に、都内を車で回り、
お米、肉類、野菜を中心として、食事の配分を実施しました。
各家庭からは、こうした困難の中でも、違った形で活動を続けてくれることに対し、
感謝の言葉があったとのことです。
該当の家庭とは、LINEでのグループを作成し、ボランティアスタッフなどと、
定期的なコミュニケーションを取り、日々の様子をうかがいながら、
活動に生かすようにしています。

子ども達の様子
子ども達と直接会う機会は少なくなりましたが、月に1度会うことで、
少しずつ子供たちの現在の様子を掴むことができるようになりました。
ある子供は、不登校になっていましたが、ギターを弾くことに関心があることが分かり、
スタッフがギターを貸してあげて、家庭で練習をしてみることで、
自分の生活に変化を感じ、前向きになれたというエピソードもありました。

コロナウイルスの影響で、子供たちが自分の学校生活などに不安を覚えることも多いです。
しかし、スタッフの支えが、子供たちの日々の暮らしに少しでも、
良い影響を与えることができればと考えています。

これからも、どうぞよろしくお願いします。