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せいぼじゃぱんからのお知らせ
せいぼじゃぱんからのお知らせ
保育園の建設と保育士の支援
公開日:2021.10.19


今回の記事では、皆さんのご寄付が使用されている2つの事業について、ご紹介ができればと思います。
一つは、こちらの記事でもご紹介をさせて頂いている、保育園の保育士の皆様のトレーニングです。

もう一つは、以前ご紹介をさせて頂いたMakapwa幼稚園の建物の建設となっています。
せいぼは、給食支援に伴う教育支援として、教室の建設も、サポートすることとしています。

保育士のトレーニングについて
2019年、せいぼはMisuku CBCCとの提携を終了することになりましたが、その主な原因が、該当の保育園においてボランティアの保育士を見つけることができなかったことでした。現地のCBCCの多くはボランティアに支えられており、子供たちの教育は彼らの尽力度にかかっていることも多いです。

こうした経緯もあり、CBCCがある村の村長の皆さんなどにも協力を頂いた上で、できるだけの経済的支援もお願いしました。そして、せいぼも保育士のトレーニングに対して、さらに力を入れるようになりました。
せいぼのトレーニングを受けた保育士の方は、最低でも2年間保育士として働き、コミュニティのための模範となり、支えとなってもらうことになっています。こうした支援は、コロナウイルスの被害後に手薄になってしまったコミュニティの支援を実施することに繋がっています。そして、せいぼの目指している、全ての子供たちの学校給食を届けるという目標にも繋がっていきます。

マラウイの幼稚園建設支援
今回建設の支援をしているのは、Makapwa保育園です。
この保育園は、深い山間部にあり、30km程度歩かないと、人々の多くいる市場に出て、生産した作物などを売ることができません。
そして、その共同体の近くには、舗装された道路もなくアクセスが悪い状態です。

そんな中でも、人々は地元にある道具を使って、子供たちのための建物を建て、教室を作り、保育園を持っています。
しかし、十分な強度がないため、たびたび再建を繰り返していました。
コロナウイルスの被害がある中では、保育園の支援をしてくれていた農家も作物が売れず、閉鎖となってしまったり、ボランティアが1人にまで減ってしまったりする自体が起きてしまいました。

私たちせいぼは、既にご紹介をしたように、保育士のボランティアのトレーニングは実施しています。一方で、物理的な建物に関する支援も必要となっており、そのことで保育園が食事を保管したり、安定して子供たちを迎え入れられたりなど、活性化にも繋がります。

現在、実際にMakapwa CBCCの子供たちに対して、教室の建物を立てるための工事が始まっています。
現地からは、以下のような設計図が届いていて、終了時にイメージを少し与えてくれます。

せいぼは、学校給食支援団体ですが、食事を衛生的に届けることができ、その後安定した環境で学習ができる環境に対しても、同時に責任を感じています。
そのため、私たち子供たちが集中して学習できるための食事、そして教室という環境を与えるために、建物の建設を通しても、支援をしています。

皆さんが現在ご支援を頂いているおかげで、少しずつ作業が進んできています。
全体の工程が終了するまで、日本円で約120万円がかかる予定になっています。
皆さんと一緒に支援を続けていければと思います。

以上の二つの事業とも、マラウイの保育園、そしてその周りのコミュニティ全体を助ける大きな力になります。
皆さんのこれからのご支援も、お待ちしています!

ご支援は、こちらからも可能です。
引き続き、どうぞよろしく御願いします。