Giving Tuesdayは、草の根的に、あまり公には浸透していない習慣ですが、少しずつ世界的に広がりを見せています。
Giving Tuesdayは、寄付、贈り物、そしてボランティアに関連した国際的なイベントです。
世界中で、寄付、もっと言えば「与える」ということを意識していく期間の幕開けがこの日なのです。
有名なBlack Fridayを皆さんご存知でしょう。その際は、小売店がこぞって商品を売り出していきますが、
それと同じように、Giving Tuesdayでは、世界中の慈善団体、ボランティアグループが動き出します。
私たちの世界では、こうした寄付、「与える」ということに対して、小さな動きが芽生えつつあります。
その一つとして、せいぼもこのGiving Tuesdayを活用していきたいと思っています。
11月28日に、せいぼも同じように、北部の幼稚園の支援のキャンぺーンの開始日を設けたいと思います!
雨期に入る前に、現地の幼稚園がうまく稼働していくために、この時期を活用します。
それが、「カゾンバを救おう!」です。
前回のタウィナ幼稚園に続き、今回も井戸の建設をすぐにでも必要としている場所を支援したいと考えています。
北部のカゾンバの雨期は、もうすぐそこまで来ています。井戸の建設を急ぎ、雨期に大量に降る水を
蓄えるためには、今まさに支援が必要です。
カゾンバを救おう!
今回、せいぼがパートナーとなって働くのは、地元の共同体が中心となって運営している
CBOと呼ばれる団体です。
そのリーダーが、レクサ・ハリソンとう女性です。彼女は、27人の常勤のスタッフと、
15歳以下の子どもたちの世話をしています。その人数は、876人にも及びます。
彼らのうちの47人は無料の幼稚園に通っています。CBOの人々は、パンを焼いたり、針仕事を行ったり、
小規模のグループに彼らの仕事を教えたりすることを通して、
シングルマザーが自分が幼いころに通えなかった学校に通い、
その子どもたちが幼稚園にいけるといった状態を作り出せるように、働いています。
過去においては、このCBOはJICA、JOCA、さらにはアメリカ大使館とも働いてきましたが、それでもまだ
大きな課題は残されています。それが水の確保の問題です。
カゾンバに水を!
せいぼは現在、北部の小学校に給食を提供しています。私たちは、今後その給食支援を、
幼稚園にも拡大できればと考えています。
私たちは、”Kurya Ndiko Uku”(現地語で「食べることの意味はこれだ」)
という名前の幼稚園を見つけ、支援をしようとしましたが、開始前に幼稚園を閉めるに至ってしまいました。
どうして?
カゾンバ小学校の近くにある幼稚園で、せいぼが支援をしている場所は、
この”Kurya Ndiko Uku”という名前のCBOによって管理されています。
そして、その団体のリーダーがレクサさんなのです。彼女とその従業員は、常に現地の女性で、
子育てのために学校に行けなかった女性たちが学校に行けるように、
そしてその子どもたちが幼稚園に池うように、支援をしています。
こうした彼女たちの働きに加えて、学校給食支援があれば、
現地の女性たちは子どもたちに対して十分な教育と食事を提供することができます。
現地の抱える大きな挑戦
この共同体の抱えるもっとも大きな課題が、やはり水の問題です。
今までも、現地の町の人々が、自分で持っている資源を使って井戸を建てようとしてきました。
しかし、一年で崩れてしまっていました。井戸を掘ることは、幼稚園の支援にとどまらず、
共同体全体を潤すことになります。せいぼは、給食支援においても十分使うことができる
きれいな水を、現地の共同体に供給できることを目指しています。
現在のところ、幼稚園から最も近くにある井戸は、そこから約6キロも離れたところにあります。
歩いて約2時間もかかる場所にあるそうです。40人以上の子どもたちのために、
町の人に水を取りに行ってもらうことは
とてもつらい仕事となってしまいます。その仕事を行うだけで、
自分にとって必要な飲み物は十分に確保できていません。
レクサはその結果として、その幼稚園の運営はやめてしまいました。
しかしそれでも、子どもたちの存在は無視できません。
今までは自分で仕事をし、共同体の人々の力で運営してきました。
しかし、水の問題は、彼らだけでは解決が難しいのが現状です。
私達のできること
私たちはせいぼとして、この幼稚園そして共同体に、水の安定供給に繋がる井戸を提供し、
将来の給食支援のための架け橋を作ることができます。
費用について
かかる費用については、達成が簡単なものではありません。7,000ドル程度で、
一年間安心して使用できる井戸を掘ることができます。
私たちのサイトを見て頂き、最新情報を確認していって頂ければと思います。
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