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せいぼじゃぱんからのお知らせ
せいぼじゃぱんからのお知らせ
訪問先の家庭の現状
公開日:2020.06.03

せいぼは、現在、7月まで学校に通えず、
給食の提供も受けられない子供たちの家庭に対して、
家庭訪問を実施し、食事、そして衛生管理用品を、提供しています。

多くの家庭が、学校給食を頼りに生活しており、
母子家庭となっている場所が多く、
改めて、学校給食の重要性を体感しています。
今回は、こうしたいくつかの家庭をご紹介します。

シャダイちゃんの一家
シャダイちゃんの一家は、お父さんが南アフリカに行き、
帰って来なくなってしまったこともあり、
現在、お母さんがシャダイちゃんを含む、
5人の子供たちを支えている家庭です。

お母さんは、家のローンを払うために金銭的な余裕が奪われ、
食事も十分に確保ができていません。
そのため、学校給食が、子供たちにとっては、
とても重要な栄養源でした。
学校に行けていない子供たちは、お母さんから、
アルファベットなどを教わっていました。

エリザベスちゃんの一家
エリザベスちゃんの家も、お父さんが出稼ぎに行きましたが、
ウイルスによるロックダウンの影響で、
家への仕送りが十分にできない状態が続いています。

お母さんが外で仕事にしている最中は、
近所の人にエリザベスちゃんは預けられますが、
その間はあまり精神的に安定せず、
お母さんは悩んでいました。

せいぼから食事が提供されることは、
精神的にも、肉体的にも、家庭の支えになっています。

以上のように、母子家庭で、子供を多く持ち、
生活の困難を抱えている中では、
学校給食は大きな力を持っています。

皆さんも、こうしたマラウイの現場に対して、
お力添えを頂くことができます。
こちらこちらこちらから、ご支援ができます。

これからも、どうぞよろしくお願いします。