NPO法人せいぼは、学校教育との連携を通じて、探究学習や課外活動を幅広く展開しています。
その基盤には、持続可能な開発のための教育(ESD: Education for Sustainable Development)の理念が据えられており、子どもたちが地域や世界の課題を主体的に捉え、持続可能な社会の実現に向けた行動を起こせるようサポートしています。
具体的な授業の流れ
①マラウイについて、コーヒーの産地などについての学習会、ワークショップ
②生徒様の調べ学習、販売に向けての商品の準備
③実際の商品のプロモーション、販売活動と寄付
④現地のスタッフとのオンラインでの交流や日本人スタッフとの活動
※詳しい流れは、こちらからもご覧ください。
プログラムの強みとメリット
・※英国企業Mobellとの貧困課題解決のミッション共有や※アタカ通商株式会社とのフェアトレードによる具体的な活動理念における協働を通じて、企業とNPOとの連携を通して、ソーシャルビジネスが体験できる。
・マラウイとの情報交換を通じて、自分の支援活動がどのような姿で届くのか、その後どんな支援が必要かのロードマップを立て、自ら次の行動に向けた問いを立てながら、活動を進められる。
・フェアトレードコーヒーの社会性とその歴史を知ることで、地理的、歴史的、そして文化的探究にも繋がり、様々な観点から国際支援、ビジネスを考えることができる。
・日本人スタッフのサポートで、デジタルも含むマーケティングやセールスの体験を具体的に実施でき、マラウイ支援以外でも応用できるスキルセット、ソーシャルスキルを磨くことができる。
※Mobellについてはこちら
※アタカ通商についてはこちら
せいぼの探究学習プログラムは、SDGs(持続可能な開発目標)の17のゴールをテーマとして設計されており、地球環境や貧困問題、地域コミュニティの課題など、身近でありながらグローバルな視点を持つ課題に取り組む内容となっています。
具体的には、生徒たちがゴール1に該当する貧困をなくすという取り組みについて、マラウイを事例に調べ、日本からできる支援を積極的に考えています。
また、その活動が一つの継続性を持つために、支援をビジネスの手法で確立し、後輩にも伝播できる形式をとっています。
これらの活動を通じて、生徒たちは探究的な学びのプロセスを経験し、「持続可能性」を具体的かつ実践的に理解する力を養います。
SDGsとせいぼの活動については、こちらもご覧ください。
NPO法人せいぼのこれらの取り組みは、単なる知識の習得にとどまらず、「考える力」「共感する力」「行動する力」を育むことを目指しています。ESDを教育現場に根付かせることで、生徒一人ひとりが地域や世界における変革の担い手となる可能性を広げ、未来に向けた持続可能な社会づくりに貢献しています。
詳しくプログラムと学校への提案については、こちらをご覧ください。
こちらのリンクから、提携先の学校を全て見て頂けます。