2024年12月、クラーク記念国際高等学校の生徒様との授業の集大成として、イベントに参加して頂きました。
その生徒様から、以下の感想と今後の展望について頂きましたので、ご紹介できればと思います!
〈授業内容〉
クラーク記念国際高等学校では、ライフデザインの授業としてNPO法人せいぼと約1年間、マラウイの色々な話をしてきました。
授業は数回に分けて行われ、何度か様々な国の方々がお越しになられました。
詳しくは、こちらの記事もご覧ください。
そして、マラウイをより知ることができる体験としてコーヒーの試飲やコーヒー豆の模型を見る機会などがありました。
〈経緯〉
今回のイベントに至った経緯は授業の中でいくつかのテーマの中から自分たちでイベントを考え発表するという機会があり、そこで選ばれた私たちの案として今回のイベントに結びつけました。ただコーヒーを販売するのではなく何かの楽しさを入れることで、興味を持ってもらいやすいのではという考えがワークショップと重なり実施させていただけることとなりました。
〈内容決定までの流れ〉
授業で「マラウイの魅力について知ることができるクリスマスの企画」というテーマで考えた時、次のような案がでました。クッキーをデコレーションし、コーヒーやミルクと一緒に楽しんでもらうという案とマラウイ湖をレジン液で再現するというマラウイチャームの案が出ましたが、より心に残ると考えたマラウイチャームの方が採用され、山田さんと一緒にワークショップをしないかと誘っていただきました。
〈準備内容〉
ワークショップで必要なものを厳選し、コストの関係と見合わせながら準備を進めました。放課後、マラウイチャームの試作をし、制作にどのくらい時間がかかるかをざっくりと測り、何が必要かなどを考えました。休日に聖母じゃぱんの皆様と各自オンラインで顔合わせをし、その後マラウイチャームを色んな型で試作しました。そのほかに、効率よく動けるように当日の動きを試行錯誤しました。
〈マラウイチャーム 制作方法〉
制作時間:約20分
①型にレジン液を流し込む。
②着色料を入れ、好きな模様になるまで混ぜる。
→今回使用した着色料の色:黄・青・白
③UVライトで固める。
<注意点>
・日光に当たると固まってしまうため、外でやる場合は影がある場所でやらなければならない。
・レジン液が目などに入ると危険なため、必ずスタッフが付くこと。そのため、手袋を必ず着用する。
・砂埃が容易く入らない平らな環境で行うこと。
・制作の場合はUVライトの種類によるが、電源の確保が必要。
そして、より良く知っていただくために、ポスターの制作や、コーヒーかすの再利用方法などが分かるものを制作しました。
・ポスター
・コーヒーかすの再利用
〈全体の感想〉
実際に出店することが出来て、お客様との会話や当日の動きなど、小さなことから大きなことまで全てが学びの場となっていました。
準備期間にもお客様のニーズに答えられるよう励んだこともあり、終わったあとの達成感がとても高かったです。
環境のことを調べる機会があったからこそ理解が深まり、たくさんの人に広めたいという思いも募りました。このような素敵な機会を頂いたことをありがたく思います。