2024年は、NPO法人せいぼは5回ほどたまプラーザにあるクラーク記念国際高等学校の横浜青葉キャンパスにて、授業を担当しました。
3名の海外からのインターンも招き、国際理解、マラウイを通したアフリカの貧困課題の研究、コーヒーの栽培と農法の仕組み、さらにはそのフェアトレードコーヒーを使った日本でのソーシャルビジネスについて学びました。
英語学習と国際理解の授業
せいぼは、学校の要望に応じて、英語と日本語での授業を実施し、留学に行く生徒様にも英語学習の刺激になるようにしています。
代表の英語の教務経験から、英語の学習も織り交ぜつつ、マラウイコーヒーの販売のSkit Trainingや接客の方法、ビジネス英語なども入れつつ、授業を展開しました。
また、栄養学や国際理解の文脈で使われる単語も、栄養学を専攻しているオーストラリアのインターンから学んだり、オランダからのインターンからNPOで必要なCommunity Buildingの仕方について実践的な話を聞いたりなど、多くの経験ができる授業となりました。
※NPO法人せいぼが展開する英語授業の概要は、こちらからご覧ください。
NPOと一般社団法人の違い、社会起業について学ぶ
また、海外と比べ日本でチャリティ(非営利事業)を実施する上で、チャリティ法人だけではなく、NPO法人、一般社団法人など、多くの法人があります。NPOは、Non Profit Organizationと言うため、「利益を出してはいけないのか」、「それならどのように団体を透明性を持って維持し、運営するのか」、「どうやったらなるべく多くの寄付を団体の目的のために使えるのか」などの議論もしました。
その中で、NPOが寄付で成り立つ団体の一方、一般社団法人は収益事業を積極的に実施するなど、法人の性格がわずかに異なることも学び、自分が将来社会のためにも日本で信頼された上で収益を作るためにはどうしたらいいかなども、学習しました。
イベントでの実践
最後に、生徒様に支援活動の具体的な案をもらい、実際にイベントを企画してもらうことになりました。
実際のイベントは12月21日に新宿区で行われましたが、そのために親子連れに自分の学んだことを理解してもらい、マラウイの課題に親近感を持ってもらい、商品を販売したり、活動に関心を持って頂いたりするためにはどんな工夫が必要かを考えました。
その中で、マラウイの自然について知ってもらうためのワークショップを展開し、実際に活動することができました。