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渋谷区立広尾中学校の皆様との活動
公開日:2024.11.28


渋谷区立広尾中学校の皆様と、2024年11月初めて一緒にマラウイのコーヒーを販売しました!
広尾中学校では、渋谷区役所様からお話を頂き、2024年4月より月に二回ほど授業で伺い、中学校1年生と学習を進めてきました。

班ごとに分かれ、それぞれがマラウイを通して貧困課題、子どもたちの姿を調べてまとめたり、それをゲームにして紹介することで、学校への来場者に親しみやすく発信してくれたり、調理が好きな班はクッキーのレシピを考案したりなど、とても創造的な活動となりました。
また、コーヒーかすのアップサイクルとして、匂い袋も作成し、販売をしました。

2025年は、地元のNPOやスポーツチームともコラボを検討しており、これからの活動も楽しみにしております!
これからも、どうぞよろしくお願いします。

大阪医療福祉専門学校の皆さんとの協働
公開日:2024.11.25


大阪医療福祉専門学校のイフクフェスにて、コーヒーにて出店の場所を頂きました。
当日は学生のボランティアの皆さまに、展示と子供たち、親子連れの皆さまにマラウイの紹介、ドリップバックへのイラスト描写のワークショップを実施しました。
貴重な機会を頂き、ありがとうございました!

大阪医療福祉専門学校については、こちらからご覧ください。

カトリック教育学会での実践論文掲載
公開日:2024.11.25


NPO法人せいぼは、カトリック教育学会という教育学会でお世話になっており、現在ソーシャルビジネスとカトリックの倫理、ソーシャルアクションと繋げた教育カリキュラムの実践について、紹介させて頂いております。

探究活動、課外活動などを中心に、多くの学校がせいぼのパートナーとして活動をするようになりました。
その中では、せいぼのアンバサダーとして、全国で地元の産業や人々とともにマラウイコーヒー―を広めたり、アフリカの貧困課題とそれに対して日本からできることを伝えてくたりしてくれている学生も多くいます。
さらにその数人の中では、将来社会的起業も考えており、実際の事業を一緒に作っている学生もおります。

カトリック教会や学校の歴史は、実際に特に20世紀後半から女性教育や社会福祉、英語教育などを通して、宣教の意味も兼ねて来日した宣教師によって始められました。
しかし、その後は単に西洋からの輸入ではなく、日本に必要な教育的価値や倫理観を与えてきたともいえる部分も多いです。
日本にとって必要な将来への教育的付加価値が、どのようにソーシャルビジネスの中にあり、それを伝えていくかが、マラウイを通して世界の未来を作っていく私たちの使命でもあります。

これからも、私たちはミッションスクールとともに、活動を続けていきます。
こちらから、具体的な実践例を見て頂くことができます。
さらに、実践論文についてご関心を持って頂けた方はぜひ、こちらから本文をご覧ください。

2024年10月の活動レポート
公開日:2024.11.21

2024年10月でのマラウイの学校の給食支援、活動記録を紹介します!

北部ムジンバ地区
Kazomba(カゾンバ)小学校
「このプロジェクトが始まる前は、授業に集中するのが難しい子どもたちが多くいました。空腹は彼らの活力を奪い、学校を休む子もいました。しかし、毎日の給食が導入されてから、すべてが変わりました。出席率が向上し、授業への集中力が増し、休み時間には元気いっぱいで遊んでいます。

この取り組みには本当に感謝しています。ただ空腹を満たしているだけではなく、子どもたちが夢を実現できるような希望を取り戻しているのです。シンプルな給食が、笑顔や希望を生み出しています。支援してくださる皆さま、本当にありがとうございます。」と、カゾンバ小学校の栄養担当教員、カルア先生が喜びいっぱいに語ってくれました。

Kaphuta(カプータ)小学校
マルタはカプータ小学校のクラスで最も優秀な生徒の一人です。彼女は、せいぼマリアの学校給食プロジェクトによって提供される温かい給食を毎朝楽しみにしています。このシンプルな食事は、マルタだけでなく、地域全体に大きな影響を与えています。
給食プロジェクトが始まる前は、空腹が日常の課題となり、授業に集中するのが難しく、欠席も多くありました。しかし、毎朝の栄養たっぷりの食事が、子どもたちに学び、成長し、活躍するためのエネルギーを与えています。
マルタの笑顔は、このプロジェクトが達成した成果そのものです。元気で健康な子どもたち、向上した出席率、そして明るい未来が待っています。

Mzimba LEA(ムジンバLEA)小学校
学校給食は、栄養を提供するだけでなく、人々のつながりを育み、コミュニティ意識を築く土台です。毎朝、ムジンバLEA小学校の子どもたちは栄養価の高い食事を楽しみに集まります。多くの子どもたちにとって、これが唯一の安定した栄養源であり、体と心の成長を支えています。
また、この食事を一緒にとることで、笑い声や友情が生まれ、心温まる絆が築かれます。給食のおかげで、学業成績の向上だけでなく、コムニケーションスキルも身につけています。共に食事をすることで共感が生まれ、友情が深まり、学校全体が一つにまとまります。
10月10日には「世界給食の日」を記念して、せいぼのスタッフがムジンバLEA小学校を訪れ、子どもたちと一緒に時間を過ごしました。給食を提供し、食事の大切さについて話し合い、素晴らしいひとときを共有しました。


10月10日撮影:「世界給食の日」に給食を提供するせいぼプログラムマネージャー

Chamngulube(チャムングルベ)小学校
「チャムングルベ小学校でボランティアとして何百人もの子どもたちに給食を提供してきましたが、一人一人の感謝の笑顔は、今でも私に喜びと誇りを与えてくれます。給食を提供するというシンプルな行動が、子どもたちが空腹で授業を受けることがないようにするための大きな取り組みの一部であることに、心から喜びを感じています。栄養は、子どもたちの将来を形づくる重要な要素であり、毎回の食事が彼らの可能性を広げていることを思い出させてくれます。」と、ボランティアの調理師が話しました。

南部ブランタイヤ地区
Tikondane(ティコンダネ)CBCC
ティコンダネCBCCでは、委員会と教師たちが給食用のリクニパーラを受け取りました。この地域での飢餓の問題を深く理解しており、学校給食プロジェクトが子どもたちにとって生命線であると認識しています。

Makwika(マクウィカ)幼稚園
給食提供には衛生管理が不可欠です。マクウィカ幼稚園では、コップやお皿を徹底的に洗浄してから給食を提供し、清潔さを重要視しています。

10月1日撮影:給食用の器を洗浄する様子

Katondo(カトンド)CBCCとChibanzi(チバンジ)CBCC
学校委員会は、リクニパーラの安全な保管と提供、円滑な運営を確保する重要な役割を果たしています。この日は、カトンドCBCCとチバンジCBCCの委員会が集まり、このプログラムを支えるための取り組みを話し合いました。

10月10日撮影:学校委員会ミーティングの様子

Tiyamike(ティヤミケ)CBCC
せいぼの学校給食プログラムは、記録管理、在庫管理、子どもたちへの指導やサポートなど、男性も大きな役割を担っています。これは、男女平等を推進し、教育と栄養に関するイニシアティブへの男性の関与を奨励しています。

Mlambe(ムランベ)CBCC
ムランベCBCCの献身的な教師と委員会メンバーは、子どもたちが楽しみにしている温かく栄養たっぷりの給食を愛情を込めて準備しています。

Pillar of Light(ピラー・オブ・ライト)CBCC
「せいぼの給食プログラムのおかげで、生徒たちが授業中に集中し、元気に過ごしている姿を見るのは教師たちにとって喜び。」と先生たちが話しています。

Chilingani(チリンガニ)CBCC
せいぼの学校給食プログラムは、経済的背景に関わらず、すべての子どもに同じ栄養価の高い給食を提供することで平等を促進しています。

Bizzy Beez(ビジー・ビーズ)幼稚園
手をしっかり洗ってから食事をすることは、衛生習慣の促進につながります。また、給食を安全な温度に冷ましてから提供し、やけどを防ぐ取り組みも行っています。子どもたちは座って給食を食べることで、事故のない安全な環境を保っています。

レークランド大学でのキャリア教育講演に出席しました!
公開日:2024.11.20


2024年11月15日、せいぼはアメリカのレークランド大学の日本校で講演会を実施しました。
内容としては、社会的活動をどのようにしてビジネスと両立し、実施しているのか、そしてそれに至るまでのキャリアの姿についてでした。
また、そのNPO(非営利活動)の活動にインターンとして関わっている、日本、オランダ、ポルトガルの大学生にも話して頂き、多国籍に様々な視点からソーシャルビジネスというキャリアをとらえる時間になりました。

NPO法人せいぼ代表の山田からは、大学時代英文学、神学を学び、その後社会の中で生きていく上でその倫理や培った人脈を生かす方法として、Marketingの道を選んだことを話しました。
その手法は、一つの商品を売ること以上に、それが持つ世界観を伝えることでもあります。
NPO法人せいぼは、マラウイ産コーヒーを現在販売していますが、それも商品の裏側にある社会的価値を世の中に届けることでもあります。

オランダからのインターンのLenneは、国際社会福祉を学ぶ経緯の中で、日本における相対的貧困、社会福祉制度の届きづらい場所での非営利活動の姿を現場で体験していることにも触れ、今後オランダの大学でもその経験を生かしていくことを期待していると、語ってくれました。

今回のレクチャーが、レークランド大学の皆さんに日本での新しいNPOというキャリアについて、お伝えできるきっかけになっていれば幸いです!

昭和女子大学での出店
公開日:2024.11.15

2024年11月9日~10日にて、東京都の昭和女子大学の国際支援サークルの皆さんと、マラウイ産コーヒーを販売しております。
今回初めての出店となり、世界中の歴史や文化を学ぶアカデミックな学生たちと一緒に、マラウイを紹介できる機会を頂いております。
現地の給食分で、約1,240食となりました。
コーヒーも多くの方に飲んで頂き、60杯以上提供することができました。

国際支援サークルは、長く続いている昭和女子大学のサークルで、私たちも今後関わっている他の大学を紹介したり、一緒にイベントを企画したりなど、協働する機会が得られればと考えております。
今後の活動もとても楽しみにしております!

Spaceship Earth様のインタビュー2024
公開日:2024.11.11


エレビスタ株式会社()が運営するSDGsポータルサイト「スペースシップアース」にインタビュー記事が掲載されました。NPO法人せいぼの実施するマラウイの給食支援、そのために日本でのマラウイコーヒーを通じた活動、その一環としての日本の学校教育における協働について、包括的にインタビューをして頂きました。
貴重な機会を頂き、ありがとうございました。

記事の中では、コーヒーの社会的、教育的付加価値がマラウイと日本で広がっていることを取り上げて頂き、今後も多くの方に飲んで頂けるようなアピールにも繋がったと思います。
農園における労働者の人々に対する間接的な支援に繋がる、アタカ通商株式会社様との連携、SDGs事業としての企業様との活動の広がりについても、今後多くの方と繋がり、日本とマラウイの架け橋となっていければと思います。

記事については、こちらからご覧ください。

ヴェリタス城星のフェスタに出店しました
公開日:2024.11.10


2024年11月3日、大阪府のヴェリタス城星中学高等学校の皆さんと協働させて頂きました。
こちらの学校では、「学びの森」という探究学習の一環でお世話になっており、せいぼはその中でNPOとして生徒様と協働し、Projectを実施しています。

中学1年生から高校2年生がまでが、自由に意見を出し合い、寄付型の商品(コーヒー、紅茶など)の販売方法や寄付の募り方を考え、実践しています。
その過程で、現地の人との交流や実際にファンドレイジングを実施する担当者との話し合いもあり、充実した実践的活動になりました。
その成果の発表の一つとして、学園祭での販売がありました。

結果として、マラウイの給食支援として約3,600食分の支援となりました!
これからも、学びの森の活動を盛り上げていければと思います!

女子聖学院中学高等学校の皆さまとの協働
公開日:2024.11.08


東京都北区の私立学校、女子聖学院中学高等学校にて、コーヒーの販売でご協力を頂きました。
マラウイの貧困課題、給食支援の現地での付加価値、そして日本からできる支援についてお話をさせて頂いた上で、生徒会の有志の生徒様に関わって頂きました。
今回は、学院創立を記念した文化祭でのコーヒー販売でのご協力となりましたが、今後は内容を深め、さらにマラウイとのオンラインでの交流なども入れていくことができればと考えております。

今回の売り上げは、現地の給食分で約4,000食分となりました。
この度は、ご協力を頂きありがとうございました。
一度、せいぼは学校法人聖学院のnoteにて、ご紹介を頂いております。
よろしければ、こちらの記事もご覧ください。

西南女学院大学栄養学科の皆様との活動
公開日:2024.11.07


西南女学院の栄養学科の皆さんと、オンライン授業を実施しました。
今回のテーマは栄養学とマラウイの給食支援となりました。
栄養学について、そして公共医療に関わっていた、インターンのLouiseさんのお力を借りて、NPO法人せいぼがマラウイで提供している給食の栄養価を紹介し、その課題や付加価値についても話し合いました。
タンパク質をリクニ・パーラー(トウモロコシの粉をお湯で戻してできた給食)は多く含んでおり、出生後の1000日間の初期の脳の成長、5歳までの基礎的成長にとって重要な成分が入っていることに触れました。

また、カロリーが乳幼児には十分含まれているが、成長すると少々足りなくなり課題もあり、今後私たちの活動にもヒントになる内容となりました。
以上のような栄養学的視点を持ちつつ、今後は栄養学科の皆さんが学んだこととも繋げながら、国際支援と日本で学ぶ栄養学が繋がる点を見出していければと思います。

最後にですが、西南女学院大学の栄養学科の皆さまには、10月26日~27日で実施された学園祭で、手作りのお菓子と一緒にコーヒーを販売して頂き、さらにご寄付を頂きました。
その結果、現地の給食分で約1,300食分に当たる給食支援を頂きました。
この度は、本当にありがとうございました!

徳島市立高校とふるさとカーニバル~阿波の狸まつり~に出店しました!
公開日:2024.11.02


2024年11月2日~3日、徳島県徳島市の「ふるさとカーニバル~阿波の狸まつり~」にて、徳島市立高等学校のJRC部、家庭クラブの皆様とマラウイ産コーヒーの販売とドーナッツ販売をご一緒しました。
徳島市は、エシカル教育にもとても力を入れており、大学と高校、地域との連携も取れており、今後マラウイの子供たちの支援が、地元の子供たちへの還元にも繋がったり、徳島の名産物と一緒に広めることなどができればとも考えています。

生徒の皆さんもとても積極的に活動に参加して下さり、給食支援に繋がる旨も来場者に伝えてくださいました。
そして、一緒に売っていたドーナツもコーヒーと一緒にとても好評を頂き、販売することができていました!
これからも、こうした活動を広めていくことができればと思います。

同志社国際高等学校で講演をしました!
公開日:2024.11.02


2024年10月31日、せいぼは国際支援とNPOのキャリア、そして学生から関われるNPOとの協働事業の可能性について、京都の同志社国際高等学校で講演をさせて頂きました。
せいぼがどのような経緯でマラウイで給食支援を開始し、そして日本において活動が支援活動を実施しているのかについて、組織的な詳細から詳しくお話したのは、今回が初めてでした。
多くの学生が、NPOや一般社団法人などの非営利組織の運営について関心を持っており、実際に起業を考えている学生も含めて、個別に質問ももらいました。

NPO法人せいぼは、複数の支援企業と海外との繋がりを生かし、国際支援を実施しています。
こうしたグローバルなソーシャルビジネスの姿は、学生にとっても新鮮だったと思います。
授業後、ワークショップを実施して頂き、具体的な活動案も頂き、今後の協働に繋げていけそうです。
これからも、どうぞよろしくお願いします。