Makoto Yamada のすべての投稿

マラウイの水事情と学校の修了式
公開日:2025.04.25


今回は生活の様子
洗濯についてと学校の様子をお伝えします。
4月後半のマラウイは少しずつ涼しくなってきました。
日本とは反対の南半球なので季節はほぼ反対です。
これから6~7月にかけて冬がやってきます。

生活の様子:洗濯
多くのマラウイ人の家には洗濯機がありません。
もちろん私も毎日、桶と洗剤を使って手で洗濯します。
天気がいい日は外に干してすぐ乾きます。お休みの日には朝早く起きて1時間ほどかけて手洗いで洗濯します。
洗濯している途中で断水になることもあります。
なかなか日本ではないことですが、水を大切にしたいですね。

2学期終了
日本は4月から新年度や新学期が始まり、新しい一年の幕開けとなっているころかと思いますが、マラウイの学校の
始まりは9月からなので継続して同じ学年です。
4月の中旬に2学期末の試験がありました。全校生徒が2800人を超
えた大きい学校なので、教室で試験を受けるとカンニングの嵐となってしまいます。
そのため、ほぼすべてのクラスが青空の下で試験を受けていました。支援学級の子たちも試験があり、点数をつけています。

成績が良かった子はみんなの前で表彰されます。
試験の点数が書かれた成績表を「スクールレポート」と呼んでいます。

サレジオ学院によるアタカ通商訪問
公開日:2025.04.23


2016年4月3日、サレジオ学院高等学校とその他二校の高校生が、私たちのマラウイコーヒーの輸入を実施しているアタカ通商様に訪問しました。
その際には、多くのインタビューを通して貴重なお話を聞くことができ、ビジネスの仕組み、NPOと提携している意図、市場の変動、そしてなりよりも社長の荒木様のコーヒービジネスへの思いを知ることができました。

以下にサレジオ学院の生徒様からの感想を載せさせて頂きます!

今後は今回学んだことを生かして広報によってより売り上げを伸ばしたうえでマラウイに貢献していきたいです。
(高2生徒)

マラウイとの取り引きを持ったきっかけが特に印象に残りました。
アタカ通商様を訪れたことで、コーヒーや紅茶に関する知識が格段に増えました。
アタカ通商の皆様、Warm hearts coffee clubの皆様、ともにアタカ通商を訪れた皆様、よくしていただきありがとうございました。
(高1生徒)

アタカ通商の荒木社長から、同社がお客さんに美味しいコーヒーを提供し続けている理由や、上質なコーヒー豆を安定して供給するための秘訣をお聞きしました。
MacosyProject(サレジオ学院の独自のプロジェクト)が将来PRすべきことを学び、とても良い経験になりました。
この機会を、僕が様々な社会問題に対し新たな視点を持つきっかけにできるよう、より一層努力していきたいと思います。
(高2生徒)

Seiboがマラウイコーヒーで大阪万博に出店
公開日:2025.04.22


NPO法人せいぼは、2025年に開催される大阪・関西万博に出店することになり、4月17日からマラウイのパビリオンにて、学校給食支援に繋がるマラウイ産コーヒーを出店しております。
コーヒーは、ムズズコーヒー農協から仕入れているもので、アタカ通商株式会社さまと提携し、日本で市場を拡大しています。
その市場が伸びれば伸びるほど、マラウイの未来を給食で支えることになります。

大阪万博は、2025年10月まで続きますが、今回を機会にマラウイの良いところをたくさん紹介し、コーヒーを実際に飲んでくれる方も増やしていければと思います。

カゼンゴ小学校のバーチャルツアー
公開日:2025.04.11


2025年4月9日、マラウイからオンラインで小学校のバーチャルツアーを実施しました。
東京外国語大学の学生で、アフリカ地域専攻の山本さんより、北部ムジンバのカゼンゴ小学校の様子を見せて頂きました。
せいぼは、北部の小学校は12校の子供たちに給食を出しており、朝食と昼食となっています。

動画は昼食の様子で、お母さんたちがボランティアで来て、トウモロコシ(メイズ)で出来たお粥であるリクニ・パーラーを子供たちに配っていたり、教室の中で食事の提供への感謝メッセージや、勉強したことを教えてくれたりなどの動画を見ることができます。

また、現地の制服制度、子どもたちの夢や勉強のモチベーションなど、様々な声を聴くこともできました。

参加者の小学生の一人が、今回のツアーの体験を、日記に書いてくれました!

以下の動画から、是非様子をご覧ください。

南山大学と聖園女学院の交流会
公開日:2025.04.10


2025年3月27日、南山大学の学生で、せいぼでボランティアをして下さっている学生と、南山学園の系列校で、神奈川県の聖園女学院様との間で、交流会を実施しました。
キリスト教の価値観から出てくるボランティアの精神が、具体的にせいぼと学校との繋がりを通して具体的なビジネス、持続可能な動機付けに繋がっている点が感じられ、とても充実した時間となりました。

それぞれの学校の学生が交流することで、キャリア教育の一環としても大きな役割を感じました。
こうした取り組みによって、大学生と高校生がNPOという架け橋を使って繋がって頂ける機会を、さらに創出していければと思います。
これからも、どうぞよろしくお願いします!

Green Fieldでの取材をお受けしました!
公開日:2025.04.07


株式会社M.and.Agency様が運営するGreenfieldにて、取材をして頂きました!
「日本のアウトドア、レジャースポーツ産業の発展を促進する事を目的とした総合ウェブメディア」であるGreenfieldでは、様々な環境、世界に対して優しい取り組みや商品が紹介されており、せいぼのマラウイ産コーヒーもその中で紹介頂けたことは、とても嬉しかったです。

コーヒーのことだけではなく、マラウイでの給食支援の始まり、コーヒー事業との繫がりとその始まりのストーリーなど、今まであまり取り上げられることのなかった視点からも、記事にして頂いております。
是非、こちらから詳細をご覧ください!

せいぼと現地政府との繫がり
公開日:2025.04.06


2025年も、マラウイから現在の政府との協働体制について、情報を頂きました。
是非、以下を参考にして頂ければ幸いです。

NPO法人せいぼのパートナーで、学校給食を現地で提供している、Seibo Maria Malawiでは、地元の関係者と手を携えて、学校給食プログラムの持続可能性と効果を確保することを信条としています。この取り組みの一環として、特にマラウイ政府と緊密に連携し、地方行政機関や教育省を通じて協力しています。

政府との協力体制
国家政策との繫がり:
マラウイの国家的な優先事項である学校健康栄養政策や、マラウイ国家社会支援プログラムに私たちの学校給食活動が繋がるようにしています。

地区レベルでの調整:
地区教育マネージャー(DEMs)、地区栄養調整委員会(DNCC)、地区執行委員会(DEC)など地方政府の部署と協力し、必要性に基づいて給食支援校を選定し、プログラムの実施を監視し、定期的に更新とデータ共有を行います。

地域と政府との関与:
地元の村長、学校運営委員会、関連する政府職員を巻き込み、プログラムの透明性、説明責任、所有権を確保します。

能力開発:
地元のボランティアや学校職員の能力開発を推進し、給食プログラムを実施するための構造を強化します。これにより、給食プログラムの持続可能性が高まります。

政府とのパートナーシップは、最も脆弱な子どもたちに到達する能力を強化し、マラウイの教育、栄養、子どもの発達の目標に有意義に貢献します。

リザプロ株式会社との課外活動 2025
公開日:2025.04.04


リザプロ株式会社と共に、NPO法人せいぼは経営、貧困課題を実践的なマーケティングを通して学ぶ課外活動を実施しています。

2025年4月4日は、高校生とともにマラウイコーヒーの販売方法を考え、実際に販売を通してお客様と触れ合い、どのように販促をすべきか、資料はどのような形がいいかなどをディスカッションしつつ、深めながら活動しました。

オンラインでのセッションを、対面での販売の前には実施し、マラウイについて、コーヒーの特徴についてを学んだ上での実践となりました。
有意義な時間となり、最後には推薦入試の対策、活動の証明として、証明書をせいぼの代表からお送りしました。 
これからも、一緒に活動できるのを、楽しみにしています!

2024年度の決算報告書
公開日:2025.03.29


2024年度の決算報告書等の資料がまとまりましたので、皆様に公開ができればと思います。
こちらから、詳細をご覧ください!
2024年度も、誠にありがとうございました。

以下が、現在のマラウイの子供たちの給食支援の現状についてのドキュメンタリーです!
是非ご覧ください。

活動の具体的な姿とレポートについても、こちらからご覧ください。
これからも、どうぞよろしくお願いします!


早稲田塾の「ユメビト」に参加しました!
公開日:2025.03.27


早稲田塾のプログラムの一つ、「ユメビト」にて、NPO法人せいぼの運営やそれを通して実現したいビジョン、学生が協働していけることなどについてお話をさせて頂きました。
「ユメビト」は、「社会で活躍中の早稲田塾出身の先輩=ユメビト」を紹介するもので、せいぼで働いている学生スタッフが早稲田塾の生徒で、さらに代表の山田も通わせていただいていたご縁もあり、今回の機会が実現しました。

多くの質問を学生から受け、どんどん背中を押させていただけるようなCall to Actionの言葉を投げかけることができたのは、とても有意義な点でした。
今後、一緒に「世界中の子供たちに学校給食を通して質の高い教育を届ける」というビジョンを体現できる人が増えていけば幸いです。

また、それぞれの活動を深め、世界を変える人材が現れることを、とても期待しています!

サレジオ学院での総合探究授業
公開日:2025.03.27


2025年3月11日、サレジオ学院の総合探究の授業に伺いました。
卒業生で、現在せいぼにボランティアで関わってくれている方、同じサレジオ系列の学校を卒業し、せいぼのオンラインインターンシップを経て、現在スタッフになって下さっている方と登壇をさせて頂き、活動のつながりを感じることができました。

せいぼには、高校からせいぼ主催のオンラインでのソーシャルビジネスコースに参加をして下さり、その結果大学になっても活動を深め、続けてくれている学生が多くいます。
そのような方々と一緒に、次の世代も育て、日本の未来を作りながらマラウイの未来を作り上げていくことに、団体として大きな役割を感じています。

今回の総合探究のテーマとしては、国際支援と召命(自分に与えられた使命を考え、生き方を模索する)でした。
このテーマを、せいぼはサレジオ学院様とともに、3年間一緒に深めています。
授業の中では、1年生全員が出席してくださり、様々な質問の中で国際NPOとして働く意義や難しさについて一緒に考える事ができました。

今後も、良い探究を続けていければと思います!

カトリック船橋学習センター・ガリラヤでの活動
公開日:2025.03.27


ガリラヤ通信にて、NPO法人せいぼの活動、講演会の様子を取り上げて頂きました。

カトリック船橋学習センター・ガリラヤは、人びとが学び、働き、暮らしている社会の中で、カトリックの精神に基づく価値観を養い広めていくことを目的に設立された組織です。
マラウイの給食支援について、カトリック学校との協働や教会の社会司牧とも繋げて、講演会をさせて頂いたことがきっかけで、今回は記事にしていただきました。

こうして、カトリック教会の目指す価値観に沿って、せいぼも活動を続けていくことで、活動の場を増やすだけではなく、社会課題に積極的に向き合おうとしている方との繋がりを増やし、具体的に行動に起こす機会を共創していければと考えております。

ガリラヤでの記事については、こちらから全文がご覧いただけます。
どうぞよろしくお願いします。