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せいぼじゃぱんからのお知らせ
せいぼじゃぱんからのお知らせ
せいぼ活動報告 11~12.2018
公開日:2019.03.04

Malawi, School Meals, Charity, Donation, Seibo
11月~12月の進展と課題
11月、せいぼは14,748人の子どもたちに、給食支援を行いました。
1,279人の保育園の子どもたちにと、13,469人の小学生に対しての支援となっています。

しかし、12月はその数が少し下回り、14,723人となっております。
支援する保育園の生徒の数が増え、逆に人数の多い小学校の生徒の数が減ったことが、
一つの原因としては考えられています。
12月には、せいぼがパートナーとしている小学校の生徒の90%が、
中途退学となってしまっています。
ムジンバの小学校が、学校の事情により、休校にしていた時期があったことも、
その原因の一つと思われています。

小学校だけではなく、リンビカニ、ミスク、ティヤンジェーンCBCCも同じく、
11月は、運営を止めてました。
こうした運営の中断の原因は何か、またそれを解決していくために、
何が必要かについて、それぞれのCBCCが位置する共同体のリーダーとともに、
せいぼは、議論をしています。

他の問題として、給食を作るためのストーブの一つが機能せず、
ある一つのCBCCでは、それをさらなるダメージを避けるため、
廃棄処理することとしています。
給食を日々提供し続けることは、多くの課題を抱えることとなりますが、
根気強く、せいぼチームで向き合っていければと思います。


現在私たちは、皆様のようなご寄付を頂いている方々のおかげで、
24箇所にある保育園に通う、78人の子どもたちに、給食を提供しております。

新たなせいぼキッズ!
11月、ジョーダン君、ビューティちゃん、メロディちゃん、そしてヤンコー君は、
せいぼキッズとして新たに加わりました。

ジョーダン君は、2015年6月生まれでしたが、両親の収入が安定しなかったので、
保育園には入っていませんでした。
彼のお母さんは、ジョーダンくんが保育園で教育が受けられることを、
とても嬉しいと言ってくれています。

ビューティちゃんは、2015年1月生まれです。お母さんは娘さんを保育園に行き、
自分自身も仕事をすることができるようになったことが、
大きな喜びとなっていると話してくれました。

メロディちゃんは、2015年10月生まれです。お母さんは、せいぼの活動に特に好意的で、
他にも困っている子どもたち、そしてその家族みんなに対して、
場所を提供していくことに、今後協力してくれるようです。

ヤンコーくんは、2014年11月生まれです。
彼は、2018年10月から、保育園で勉強し、食事をしています。

日本にいる寄付者の方々のおかげで、子どもたちだけではなく、
その家族、さらには彼らを取り巻く共同体の人々が、
元気をもらっています。ありがとうございます。


始めてのSeibo Kidsの保護者会
11月30日に、初めてのSeibo Kidsの保護者会が行われ、
61人もの保護者の方々が集まりました。
その目的としては、もう一度せいぼの理念、活動について紹介し、
それぞれの保育園でどんな課題があるか、どのように乗り越えるべきか、
それらについて話し合うことでした。
主に要旨としては、以下のような点となっていました。

・子供たちの日々の状態についてのコミュニケーションの取り方
・衛生と安全管理
・出席率と時間厳守などの規律

さらに、希望者に関しては、せいぼのパートナーである
「マザーテレサチルドレンセンター」主催の集会にも参加して頂き、
そこで、料理の研修、小さなビジネスの展開の仕方などを体験しました。


ムジンバの運動会
12月15日、せいぼは北部ムジンバで開かれた運動会のスポンサーとなり、
無事に大会が開かれました。

ムジンバの中学校で開かれた運動会では、12校中の3校はせいぼの支援先であり、
彼らも運動会で活躍しました。
「クルヤ・ディーコ・ウク」というカゾンバのCBO(共同体主体の子ども施設)の代表の
カヨヨさんも招かれました。
その他に、日本のボランティア、現地の先生方、両親も招待されました。
第一位だったのは、カプータと、カゾンバの中学校でした。
両者とも、せいぼが給食支援をしている地区となっています。

カヨヨさんは、スポンサーとなったせいぼに対して感謝を示してくれ、
また今後は地元の学校に、運動会のような文化を根付かせたいと
語ってくれました。