NPO法人聖母は、皆様のおかげで継続的に、マラウイの子供たちの給食支援を提供することができています。
今回は、2023年12月~2024年1月の活動について、ハイライトをまとめさせて頂きました。
2023年12月のハイライト
北部ムジンバ地区にあるカプータ小学校に新しいストーブ(ロケットストーブ:加熱調理器具)と鍋が届きました。
毎日の給食調理で使用して古くなった器具を新調し、より衛生的な環境で子どもたちに食事を届けることができるようになりました。
上記の写真は、プエンバのCBCC(地域の子供センター)でのLikuni Phala(給食)配布の様子です。マラウイには民間の保育園とCBCCという二つの保育機関があり、幼稚園制度の整っていない北部では地域一体型のCBCCで子どもたちに安定した食事の機会を提供しています。
(南部チロモニ地区に位置するチリンガリ CBCC での食料配達の様子です。)
2024年1月のハイライト
ムジンバのセント・ポール小学校で子どもたちが学ぶ様子です。子どもたちは学校給食の支援があることにより、毎日学校へ登校し勉強することができます。
未来ある子どもたちに教育を受ける機会を与えるために給食は重要な役割を担っています。
上記の写真は、北部ムジンバ地区の奥地にあるカニャレレ小学校でコミュニティーの女性が子どもたちに給食のお粥を渡している様子です。この地域は川や森を超えなければ小学校にたどり着くことができないため、多くの子どもたちが比較的早い段階での中途退学をする傾向があります。しかし、この給食が子どもたちの継続的な通学の一助となっており、一度退学した子どもが復学することもあります。
上記は、北部ムジンバ地区にあるカゼンゴ小学校でコミュニティーの女性が給食を調理している様子です。前述のロケットストーブを用いて調理します。
上記は、チャベーレ小学校の子どもたちが食事をとっている様子です。この小学校では200人ほどの児童が毎日授業に出席し、学んでいます。弊団体では学校給食の提供を通して子どもたちの出席率向上を図っています。
ムジンバ地区のデーヴィ小学校では、700人以上の子供たちが毎日学校へ登校しています。
現地からの感謝の言葉
北部ムジンバからの活動レポートです。
給食支援や子どもたちの生活の様子、現地のスタッフ・ボランティアの活動についての動画となっておりますので、ぜひ現地の声をお聞きください。