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せいぼじゃぱんからのお知らせ
せいぼじゃぱんからのお知らせ
2021年2月の子供たちの様子
公開日:2021.04.18


Tiyamike CBCC

田舎の保育園の課題
私たちは今まで、マラウイの山間部、田舎の保育園についての情報を、
皆様にもご提供をしてきました。
どれも、せいぼと提携をし、定期的に給食を届けている場所です。
それぞれの場所は、田舎部の場合、CBCCが共同体の人々によって運営しているため、
様々な課題も抱えています。

CBCC(地域主体の子供センター)は、田舎の子供たちの初期幼児教育においても、
とても重要な役割を果たしていますが、その一方で、最も課題を多く抱えています。
基礎となる教育をするために、先生の確保、環境の提供、ボランティアの確保が難しく、
せいぼも支援をしていますが、課題は残ってしまっています。
アクセスも悪く、支援者との連絡、せいぼスタッフとのコミュニケーションが難しく、
日々の支援に簡単ではありません。
しかし、皆様から頂いている支援によって、これらのCBCCにも給食を継続的に届け、
せいぼの活動を続けることはできています。

以下の内容では、2021年2月の主な活動をご紹介し、CBCCをご紹介することで、
現地の状態を知って頂く機会になればと思います。

2月の出来事
前回のこちらのレポートでは、皆様のお陰で、9つある山間部の保育園のうち、5つの場所に対して、
食事の分配を実施することができた旨を、ご紹介しました。
これらのCBCCに通う子供たちの家庭は、特に貧しい環境にあり、教育を受ける環境、
住居の状態も、安全な状態を確保することが難しいのが現状です。
2021年1月には、CBCCに登録している321人の子供たちのうち、219人が、
食事の配分を受けることができた旨をご報告しました。

その時以来、他の102人の子供たちに対しても、せいぼが食事を配分できるように、
活動をしてきました。しかし、9つあるCBCCのうち7つの場所の子供たちの数は、
現在増えている状態で、総計が348名となりました。
2月現在では320人(176人の男の子と172人の女の子)に対して、せいぼは食事が提供できました。
残りの28人は、MwaiとChisomoというCBCCにいる子ども達です。
この二つのCBCCは、まだ再開したばかりで、登録している子供の数を、確定できていません。
なるべく早く、全ての子供たちに対して、食事が提供できるように、
せいぼは活動をしていければと考えております。

Chisomo CBCCについて
Chigwajaという田舎部に位置しているこのCBCCは、2016年5月から、
せいぼとパートナーシップを結び、支援を受けています。
現地の共同体は、新たなシェルターを建て、その結果CBCCは、
新たな環境でスタートすることができています。
支援金は、現地の政治家であるJohn Chisiによっても提供されています。
シェルターの屋根などを整備するための資金となった、250,000MK(約35,000円)を、
支援として受けています。

以下の写真をご覧になって分かるように、CBCCを実施するのには十分な大きさではなく、
理想的ではないのが現状です。
そのため、せいぼは給食支援を実施している傍ら、個人的な支援も受け付けており、
その結果、このCBCCの発展にための支援を広げています。
皆さんからも、支援をして頂くことは、とても大きな力になります。

Chisomo CBCC- 新校舎

Chisomo CBCCの様子

Chilingani CBCCについて
Chilingani村という場所にあり、2017年6月から、せいぼの支援を受けています。
CBCCは、最近は教会の中で運営されています。しかし、コミュニティグループである、
Joshuaという団体から支援を受けることで、建物を建て、そちらに現在移動しています。
しかし、その建物は、コロナウイルスの影響もあり、完全に完成がしていません。

このCBCCが属している共同体にために、せいぼはまだやるべきことが多くあります。
今後も、皆さんのご支援をお待ちしております!