スポーツと子どもたちの学び
前回は、「教育」についての記事を皆さんに見て頂きました。
子ども達は、私たちと同じように、学校に通い、
新しい知識、出会いなどを経て大きくなります。
しかし、子どもたちが経験するのは、教室の中での
授業だけではありません。学校に行けば、
休み時間に友達と遊んだり、色んな遊びを考えて、
有意義な時間を過ごします。
今回は、子ども達のする「スポーツ」がテーマです。
以下、田中さんの言葉で、
現地のスポーツを語って頂きます!
皆大好き!ネットボール?
多くの子供たちが、男子はサッカー、女子はネットボールが好きです。
サッカーは分かりますが、ネットボールって??
日本では耳慣れないスポーツですが、この辺りで知らない人はいません。
ルールはバスケットとサッカーが一緒になったようなもので、
制限時間の中で7人1チームで対抗し、高得点のチームが勝ちです。
現地のスポーツの楽しみ方
そもそも、マラウイの公立小学校では体育の授業がありません。
普段は午前中で授業が終わり、午後は家にいますが、
家でお昼を食べてから学校に戻って、
学校でスポーツを楽しむ日もあります。
時にはサッカーの小学校対抗試合が行われるので、とても盛り上がります。
スポーツと学校給食
マラウイのスポーツの楽しみ方を見ると、子どもたちの生活の一部を垣間見ることができます。
彼らは、教室での勉強以外にも、スポーツを通してたくさんの時間を過ごし、
多くのことを学びます。せいぼの学校給食は、子どもたちの学校生活を、
包括的に支えていけるものになっていきます。
マラウイと学校
小学校では、2004年から女の子の生徒の方が数が多くなっており、
女子の教育の機会が見直されて来たようにも思えます。
しかし、中学校以降の教育機関では、男子数が女子数を上回っています。
また、識字率も、男性の方が高いようです。そんな中、男女が一緒になって、
現地ではよく遊んでいるのが見られます。
女の子と男の子が平等に、一緒に楽しめて、コミュニケーションが取れる手段、
そして場として、遊びやスポーツは重要かもしれません。
参考:”50 Years of Malawi in Charts“のP40~P42